昨今、SNSや広告などでよく見かける「男性の脱毛」ですが、今回はその脱毛のうち、特に需要が高いといわれるヒゲ脱毛について
クリニックではなく、
エステやサロンで脱毛するべきなのか?
エステやサロンでの脱毛効果は、実際どうなの?
というテーマを主体に書いていきます。
この記事は、こんな悩みをもつ人におすすめ。
- クリニックでのレーザー脱毛は痛いし嫌だ…
- なるべくコストを抑えたい…
- 情報がありすぎて選定基準がわからない…

こんな悩みを抱えている人は、「サロンやエステ」での脱毛を検討していると思います。
それでも、いざネットで調べると、
・結局、どこで受ければいいの…?
・「クリニック」と「サロンやエステ」ではどのような違いがあるの…?
・メリットやデメリットはあるの…?
やはり、情報過多のこの時代ではこのような悩みの判断に躊躇してしまいますよね。
脱毛サロンの特徴

クリニックとエステやサロンとでは、「施術内容」が決定的に異なります。
「クリニック」
病院ですから医療行為が認められています。
「サロンやエステ」
病院で扱うような機器等の使用はできません。
このように、クリニックの医療行為とは、脱毛の場合は「毛の細胞を破壊すること」がこれに当たります。では、脱毛サロンはどうやって脱毛をするの?こんな疑問が生まれますよね。
光脱毛で「毛を減らす」のがサロン式
実はエステやサロンが行っている施術は、厳密にいうと脱毛ではなく、「減毛」なんです。
基本的に、エステやサロンでは「光脱毛器」を使って施術が行われます。光を照射することで黒い毛に反応し、熱になることで毛根にダメージを与えるという仕組みです。
ただ、この光脱毛の場合、波長バラバラで拡散してしまうため、医療脱毛で使われるレーザーほどの威力がありません。

しかも出力を上げるほど余分な光が出るので、肌へのダメージや副作用が出ることも。
昔、この副作用について問題になった時期もありましたが、今は出力を弱めるなどして安心安全に務めているサロンも増えてきています。
- エステ、サロンでの脱毛は、
正確には「脱毛」ではなく「減毛」 - 光脱毛は毛根に小さなダメージを繰り返し与え、弱らせていく仕組み
- 細胞は死滅していないので、また生えてくる可能性もあります。
サロン&エステでヒゲ脱毛を受けるメリット
ここまでの話を聞くと、サロンやエステで脱毛を受ける意味があまりないように感じるかもしれません。確かにクリニックの方が効率的ではあるものの、脱毛サロンを検討すべきメリットはきちんとあるんです。
クリニックに比べて料金が安い
サロンやエステは「肌を美しくするための施術」の範囲内でしか施術を行うことができません。
「エステの定義」
人の皮膚を清潔にし若しくは美化し体型を整え、
または、体重を減ずるための施術を行うこと。
だから脱毛サロンやエステサロンの場合、クリニックに比べて料金が安く設定されているところがほとんどです。

ちなみに僕は、「口周り・あご・頬全体」のヒゲ脱毛をしているのですが、かかった費用は約14万円。
料金は場所によるので一概にはいえませんが、サロンやエステなら、クリニックに対し「2/3程度の料金」で済むと思います。
痛みが少ない

痛みの有無は意外と重要だったりします。
なぜなら、ヒゲ脱毛の施術は「数回~数十回」に及ぶ場合がほとんどだから。

毎回のように数十分間痛みに耐えるのは控えめにいってもキツイもの。
僕がはじめて医療脱毛を受けたときの衝撃は今でも忘れません。あまりの痛さに2回目からひよって麻酔をお願いたくらいでしたが……それでも痛い。
痛みは「ヒゲの濃さや毛量」にもよるので、
濃い人は痛みを最小限にするためにサロンやエステを検討するのはアリだと思います。
アクセスがよく通いやすい
脱毛サロンやエステを開業する場合は医療従事者を置く必要がないのでハードルが低め。そのため、店舗数が多かったり、駅チカに店舗を構えている場所も多く通いやすいのが大きなメリットです。

たとえば、自分がいいと思ったクリニックで脱毛を申し込んだとしても、自宅から遠い、駅から遠い、学校や職場とは真逆なんて場所だと通うのが億劫になってしまいます。
脱毛で効果を実感するために一番大切なのは周期的に通うこと。そのためには、いかに通いやすい環境であるかということも重要なんです。
近くに、ヒゲ脱毛ができるクリニックがない調べたけれど「他よりも割高」という場合は、エステやサロンでの脱毛を検討してみましょう。
サロン&エステでヒゲ脱毛を受けるデメリット
エステやサロンでのヒゲ脱毛について「デメリット」もきちんと理解しておきましょう。
長期的に施術を受ける必要がある

脱毛サロンで使われる脱毛器は、医療レーザー脱毛に比べるとパワーが劣るので、肌がツルツルになるまで時間がかかりがち。
特に、ヒゲは体毛のなかでもしつこい毛といわれているので、人によっては「効果を実感しにくい場合」もあります。
そうなると、ジムと同じように「効果が出ないなら行かなくても……」と通うのが億劫になってしまうパターンも。お金を無駄にしないためにも、ヒゲの濃さを一つの基準にするといいかもしれません。
- 青ヒゲになるくらい濃い人は医療脱毛
- そこまで濃くない人は脱毛サロンやエステ
誰でも施術ができる
クリニックの場合、施術者は全員、「医療従事者(看護師)」ですが、サロンやエステでは国家資格は必要ありません。

もちろん働かれている方は、数多くの施術を経験しているはずなので慣れはあると思います。
ただ、安心感を考慮すると、やはりクリニックには劣る印象が否めません。
肌トラブルが起きた場合に二度手間になる

クリニックにしても、サロンやエステにしても、脱毛は肌もそれなりのダメージを受けます。
肌質によっては赤みが出たり「何かしらのトラブル」が起こる可能性もゼロではありません。
そうなった時に…エステやサロンでは治療を受けることができないので、
皮膚科へ行く必要があるわけです。敏感肌の人は特に注意が必要な点といえるでしょう。
まとめ

脱毛選びで後悔をしないためには、SNSや口コミ、ランキングサイトを鵜呑みにするのではなく、それぞれのメリットとデメリットをきちんと理解することが大切。
特にヒゲはとても個人差があるので、体験談などはあまり参考にせず、一つの意見として捉えることをおすすめします。
自分はどんな風になりたいのか、脱毛においての優先順位を明確にするとおのずと答えが見えてくると思います。
ぜひこの記事を参考にしてもらえたら嬉しいです。
