・痩せたくてジムに入会してもなかなか続かない…
・なにかコツがあれば知りたいなぁ…
なんて方、意外と多くいますよね。
この記事はこんな人におすすめです。
・ジムが続かない人の共通する思考を知りたい。
・“続く人”になるための目標の立て方を教えて。
・ジムへ通わずにダイエットする方法はあるの?
三日坊主になるかはジムにいく前に決まる
ジムへ入会するとき、必ずスタッフに「通う目的や目標」を聞かれませんか?
ジムを続けられる人とそうでない人は、ほとんどがこの「目標設定の有無」や「内容の質」によって分かれます。
一体どんな人が失敗をするのか。
およそ9割は以下のうちどれかのタイプです。
- 目標が漠然としている
- 意気込みすぎている
- なんとなく話を聞きに来てみた
なぜこのタイプが習慣化できないのか、詳しく解説していきます。
人は意味のないことはやりたくない
なにか物事をはじめるとき「目標は具体的に持ちましょう」といいますよね。
たとえば、ジムへ通う動機が「痩せたい」と思う人よりも「5キロ痩せたい」と思う人のほうが目標の達成確率は上がります。
なぜなら、後者のほうが成功の姿がはっきりとイメージできるから。
僕の経験上からいっても、
- 運動不足のため
- 痩せたい
- 何となくカラダを鍛えたい
など、漠然とした目標の方は、徐々に来なくなるパターンが多いと感じていました。
一言に「痩せる」といっても5キロと15キロでは雲泥の差があるので、やるべきことも変わってくるわけです。
ジムを習慣化して成果を出すためには、
「自分はジムに通うことで何を実現したいのか」
をはっきりさせないことにはどんな天才でも怠けてしまいます。
例を挙げるなら、
- 5キロ痩せて自分に自信を持てるようになる
- 腹筋を割ってパートナーに見直して欲しい
- 好きなものを食べたいから今の体型を死ぬ気で維持する
という感じでしょうか。
人間の脳は、意味がないものはやりたがろうしない生き物なのです。
曖昧な目標はゴールのないマラソンを走り続けるようなもの。
目標は「定量化できるもの」など無理のない具体的なゴールを決めて行動すると、行動の質がさらに高まります。
真面目な人ほど習慣化するのが苦手という事実
真面目な人は自分で決めたことをコツコツと続けられそうなイメージがありますが、実はその逆。
確かに真面目で勤勉な人は、明確な目標をもっている人が多く、意志力も高いです。
その心意気は素晴らしいことなのですが、完璧主義的な思考が強く働くとできなかったときの反動で自暴自棄になり、
自信がなくなって習慣化しにくくなる
ので場合があるので注意が必要です。
真面目な人が陥りがちな思考をまとめると…
- 「~してはいけない」「~すべきだ」思考で自らの行動を抑制する
- ジムを非日常的なものとして捉える
もう少しわかりやすくいうと、
前者は…
・間食してはいけない
・糖質は絶対に控えるべきだ
という風な行動の制限によって息苦しくなってしまう場合です。
後者は…
・今日は10キロ走るぞ!
と意気込むことで、だんだんと疲れてしまう場合ですね。
脳には「努力する回路」があるのですが、意外なことに何かを習慣化したり、
頑張り続けたりすることに向いていない
ことが分かっています。
「毎日頑張るぞ!」と思えば思うほど脳が疲れて頑張るのが苦しくなる、という原理です
かくいう僕も以前はこの口で、学生時代は色々と挑戦たものの、どれも中途半端に終わりました。
今でこそブログを1年以上続けられていますが、
その理由は深く考えずにやっているからだと思っています。
ジムが続く人が必ずやっている3つのコツ
「ジムが続く人はどんなことをしてモチベーションを保ってるの?」
と気になりますよね。
そこで、僕が実際に会員の方から聞いて回ったことを心理学的に分析し、
「ジムが続けられる人になる習慣化のコツ」
を解説していきます。
明確な目標を立て、成功までのイメ―ジを具体的に持つ
「そんなこと分かっているよ……」と思うかもしれませんが、ジムが続く人と続かない人の違いは、この目標の立て方に決定的な違いがあります。
ジムが続く人はどんな目標を立てて、モチベーションを維持しているのでしょうか?
目標は5ステップに分けて作っていくと達成率が上がりますよ。
- 目標を決める
- 何を持って達成かを決める
- 目標の解像度を上げる
- 目標達成のメリットと障害を考える
- 障害を排除する
具体的に何をしていけばいいのか、順番に見てみましょう。
手順①:目標を決める
「自分が本当に成し遂げたいこと」をザックリでいいので決めます。
今回は、わかりやすく「運動不足を解消したい人」を例に上げて、ジムが続く人になるにはどうするべきかを考えていきます。
ポイントは本当に成し遂げたいと思っているか?
という点が非常に重要です。
ここがブレると次のステップに進んだとしても必ず計画倒れが起きるので、注意しましょう。
手順②:何を持って達成かを決める
実はジムへ入会する人の6~7割は「運動不足を解消したい」という方なのですが、何を持って運動不足じゃないとするか?までイメージしている人は少数派です。
毎月の料金だけ払っている人が多いのもそのへんが理由だったりします。
つまり、目的が曖昧だからですね。
手順②では、目標に具体性を持たせるために
「何を持って運動不足じゃないか」
を掘り下げていく作業をします。
- 5キロ痩せる
- 異性に見られても恥ずかしくないカラダ
- 健康診断でひっかからない
こんなところでしょうか。
誰が見てもわかるような数値などを目安にするのがポイントです。
手順③:目標を解像度を上げる
手順3では、達成基準をもとにステップ1で立てた目標に修正を加えてゴールをより明確にしていきます。
今回は最初に立てた目標が「運動不足を解消したい」でしたので、修正するとこんな感じになります。
- 5キロ痩せる
- 腹筋を割って女性をプールや海に誘う
- 次の健康診断で全てB判定以上を貰う
手順2の達成基準がそのまま目標になってもオッケーです。
一言に運動不足といっても解消したいと思うのにはそれなりの理由があるはずなので、まずは自分が本当に望んでいるものはなにか?を明確にすることが大切です。
手順④:目標達成のメリットと障害を考える
ここまでくれば、
“もう続けられる人”
に片足を突っ込んでいるも同然です。
立てた目標を達成するためには、「自分は達成できるんだ」と思うことが大切。
例えていうなら、メリットは目標達成のためエネルギーで、障害の分析は目標に向かって走るための道を下見するイメージといったところです。
計画倒れが起きるときって想定外のことが起きたり、ゴールが見えずに挫折してしまうときじゃありませんか?
でもゴールがわかれば頑張れるし、つまずきそうなポイントがわかれば恐怖心ゼロで走れますよね。
では、「5キロ痩せる」という目標にはどんなメリットとデメリットがあるでしょうか?
- 生活習慣病のリスクが下がる
- 自分に自信が持てるようになる
- ストレスに強くなる
- 食事制限が辛い
- 気分が乗らない日をどう乗り切るか
- どんなトレーニングをしていいかわからない
人間は心理学的に損を恐れる性質を持っているので、メリットだけでは行動しづらい人も少なくありません。
そこで達成までの障害を明確にし、排除することで一気に「自分ならできるかも」と思えるようになるわけですね。
手順⑤:障害を排除する
いよいよ最後の作業です。
上記で書き出した障害をなくすためにはどうするべきかを考えていきます。
たとえば、食事制限が辛いなら週1回は好きなものを食べていいことにする、トレーニングの仕方に不安があるならインストラクターに相談するといいでしょう。
よく…
・聞くのが恥ずかしい
・不格好な姿を見られたくない
という方がいるのですが、間違ったトレーニング方法は成果が出にくいうえにケガの原因になるので必要してください。
このように障害を排除するだけで、自信とやる気が高まると同時に決意が固まるのを感じるはずです。
フィードバックして自分を褒めよう
ここまで、ジムを継続するための具体的な目標の立て方について解説してきました。
やってみるとわかりますが、「5キロ痩せる」という目標は決して簡単ではありません。
せっかく目標を立てても成果が出なければ、モチベーションは下がります。
1週間おきに自分の頑張りを振り返る
モチベーションを下げないためには、「痩せている」という事実を認識する必要があるわけです。
1週間に5キロ落とすのは無理にしても「100グラム、200グラム」と痩せていることがわかれば、やってよかった!と思えるはずです。
逆のことが起きたときは、原因を考えて対策を考えること重要です。
脳を飽きさせないためにもこまめにフィードバックして、自分の頑張りを褒めてあげましょう。
自分を過信しすぎない
物事が続かず、挫折してしまう原因に「自分への期待が大きすぎる」ことも大きく関係していることがわかっています。
ここで一つダイエットに関する面白い実験を紹介しましょう。
心理学者のガブリエル・エッティンゲンは、病的な肥満の女性たちを集めてダイエットプログラムへ参加してもらいました。そして参加者には事前に「このダイエットに成功できると思うか」を質問します。
すると…
「成功できると思う」と答えた人は「わからない」と答えた人より13キロの減量に成功した
という結果。ここまでは想像の範疇です。
さらに彼は、参加者の女性たちに
- 食べ物の誘惑に打ち勝つのは大変だと思うか?
- ドーナッツや食べ放題の誘惑に簡単に打ち勝てると思うか?
という質問に対して「YES か NO」で答えてもらいます。
その結果は…
「簡単に打ち勝てる」と答えた人は、NOと答えた人に比べて13キロも重いままだった。
この研究が意味していることは、熱意やヤル気だけで成果はでず、成果を出す人は自分を信じつつも、
「現実的を正確に捉えている」
ということです。
自分を過信しすぎるとできなかったときの反動が大きく、自信をなくす原因になって挫折してしまう可能性が高くなるので注意が必要です。
ジムを習慣化する方法
ここまでジムを長く続けるための方法について解説してきましたが、現実的には
外に出るのが億劫な人や近くにジムがない
という人も多いと思います。
とはいえ、「自分ひとりでは続けられる自信がなくて困っている……」という人は、
・オンライン型のジム
・一人で集中できる完全個室のレンタル型のジム
を選ぶのもアリです。
オンライン型のジム
- 【30.f – サーティフィット】:月々4,800円~、1回30分のトレーニングで丁寧な指導が魅力。
こちらは、様々なライフスタイルに合わせて設計されたオンライン型ジムです。
入会や予約はLINEでできるので、スマホ一台あれば場所を選ばずにどこでもトレーニングすることができます。忙しい人のために、場所や時間にとらわれず好きな時に自宅でトレーニングが可能で、目標に合わせたパーソナルトレーニングプランを提供してくれます。
また、初心者から上級者まで、幅広いニーズに対応したメニューが揃っており、
継続しやすいフィットネス習慣
が作れます!
先ほどもいいましたが、物事の習慣化には障害を排除することが大切です。
ジムへ出かける時って、着替えの用意や荷物が多くなりがちですよね。これらも障害に成り得るので、オンライントレーニングは非常に合理的と言えます。
おすすめポイント
- 柔軟なトレーニング時間:
自宅で好きな時にトレーニングができるため、ライフスタイルに合わせてスケジュールを自由に調整できる。 - パーソナルトレーニング
経験豊富なトレーナーによる個別指導が受けられ、自分の目標や体力に合わせたオーダーメイドのトレーニングプランを提供してくれる。 - 多様なメニュー
筋力トレーニング、ヨガ、ストレッチなど、多彩なプログラムが用意されており、初心者から上級者まで楽しめる内容が揃っている。 - コミュニティサポート
他のメンバーとの交流を通じて、モチベーションを高めることができます。オンラインでのフィットネス仲間がいることは習慣化の後押しになり得ます。 - 効果的なフィードバック
定期的な進捗チェックやフィードバックがあり、自分の成長を実感しながらトレーニングを続けられます。 - リーズナブルな価格
さまざまなプランが用意されており、コスパが高いのも魅力。
レンタル型(完全個室型)のジム
ハコジムは、いつでも好きな時に利用できる24時間型の無人フィットネスジムです。
忙しいスケジュールを持つ方や、自身でトレーニングプログラムを計画して実践できる方には最適なジム。
プライベート空間で24時間自由に使える便利さ
から、大手フィットネスジムとの差別化もあり、フィットネスライフを無理なく続けることができる場所です。シンプルでありながら、自身でしっかりと結果を出したい方におすすめのジムです。
ハコジムで、自分だけの理想の体づくりを始めてみるのもありです。
おすすめポイント
- 24時間利用可能:
いつでもジムを利用できるため、早朝や深夜でも自分のペースでトレーニングが可能です。仕事や家事に追われる方でも、好きな時間にフィットネスを続けられます。 - 完全予約制のプライベート空間
予約システムを導入しており、1人やグループで貸切状態でトレーニングが可能。他の人の目を気にすることなく、自分のトレーニングに集中できる環境です。 - 最新のフィットネスマシン
ハコジムでは、最新鋭のフィットネスマシンを完備しており、初心者から上級者まで効率的に体を鍛えることができます。トレーニングメニューに合わせた多彩なマシンを活用できます。 - 無人ジムの手軽さ
スタッフがいないため、気軽に訪れてすぐにトレーニングを開始できるのが魅力。受付や手続きもスマホアプリで完結するため、煩わしい待ち時間がありません。 - リーズナブルな料金設定
月額制や都度払いなど、利用者のニーズに合わせた料金プランが充実。高品質なジム環境を手頃な価格で利用できるのがポイントです。 - オンラインサポート
トレーナーとのオンラインサポートも利用可能。遠隔でのアドバイスやトレーニングプランの提供を受けながら、自分に最適なワークアウトを続けられます。
まとめ:誰でもジムが続く人になれる!
ここまでの話をまとめてみます。
- ジムが続かない人の特徴は2パターンある
- ジムが続く人になるには、目標の立て方を知ろう
- トレーニング後は必ずフィードバックしよう
- 地に足をつけて楽観的になろう
- ジムへ行かない選択肢もある
多くの人は、「成果を出す人は才能があったからだ」と思うかもしれませんが、考え方や行動が成功に結びついているにすぎません。
コツさえつかめば誰でも“続けられる人”になれる可能性を秘めているわけです。
何事も、現実をしっかりと受け止めてコツコツと積み重ねていきましょう。