・バルクオムシリーズって有名だけど、実際どうなの?
・成分や使っている人の評価が知りたいです!
僕のところにはこんな質問がよくきます。
すこし視点を変えて、皆さんはスキンケアアイテムを探すときに相談できる人はいますか?もし、SNSなどで情報を収集する場合、「SNSや商品レビューでの口コミが良いモノ」か、「本当に信頼できる良いモノなのか?」考えたことはありますか?
僕は一旦疑ってでも、自分で商品の成分など詳しく調査するのが正解だと思っています。

心理学でも有名な「ウィンザー効果」ですが、利害関係ある当人から直接商品を進められるより、「第三者からの口コミ、評価が高い方」がその商品への信頼性が高まる!というマーケティングでもよくある手法が昨今では頻繁に使われています。
たとえば、アナタの上司から直接「君はよく頑張っている!」と言われるよりも、同僚から、「君のこと、上司の●●さんが褒めてたよ!」と言われた方が嬉しく思いませんか?

少し話がそれてしましましたが、男性美容の専門家である僕が、実際に使用したバルクオムのスキンケアラインを紐解いていきたいと思います。
バルクオムってどんなブランドなの?

バルクオムは「メンズスキンケアの、ベーシックであり続ける。」というコンセプトのもと作られました。人の肌質というのは千差万別なので、化粧品選びで悩む人はとても多いです。
実際に僕のところにも、こんな質問が来ます。
・「自分の肌に合う化粧品がわかりません」
・「おすすめの化粧品を教えてください」
特に、男性向けのスキンケアが注目され始めたのはここ数年の話で、信憑性の高い情報も多いとはいえず「結局のところ…何が正しいのかわからない」という方が多い印象です。

そんな中、男性はやはり男性向けコスメを使うのが一番、というのが僕の持論です。
男性の肌は女性の肌と比べて、以下のような違いが挙げられます。
- 皮脂分泌量が約2~3倍多い
- 毛穴が大きく目立ちやすい
- 水分量が少なく、水分蒸発量が多い
- ひげ剃りなどによりバリア機能が低下しやすい
- 角層細胞面積が小さい
このように男性と女性とでは肌質に差異があるわけです。
たとえば、同じ革靴でも素材が違えば使う道具が違うし、手入れの仕方も変わりますよね。それはスキンケアだって同じなのです。
大切なのは「男性の肌質に適した化粧品で正しくアプローチすること」が肌メンテナンスの基本中の基本。
そんな中でバルクオムは「男性の肌にとって本当に必要なものとは?」を追求し、こだわりを持って作られたベーシックにふさわしいメンズコスメと考えています。
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バルクオムの成分を徹底解析

バルクオム「洗顔料」「化粧水」「乳液」に配合されている特徴的な成分について深掘りしていきます。元美容部員である僕が、中立かつ公正的に解説していきますので参考にしていただけたら嬉しいです。
7つの共通成分が配合されている
バルクオムのスキンケアラインには「7つのユニークかつストーリー性のある成分」が配合されています。
➊ リンゴ果実培養細胞エキス
➋ 温泉水
➌ グリセリルグルコシド
➍ 加水分解シルク
➎ チャ葉エキス
➏ ユズ果実エキス
➐ セイヨウシロヤナギ樹皮エキス
どんな特徴があるのか、順番に解説していきます。
リンゴ果実培養細胞エキス
こちらは、傷ついた細胞を再生させる力がある特定のリンゴから抽出したエキス。収穫してから4か月経っても腐らない“奇跡のリンゴ”から幹細胞を培養した液として知られています。
温泉水
水は化粧品をつくるうえで欠かせない成分です。よく使われるのは「水」「精製水」ですが、温泉水には金属イオンや無機物などのミネラル類が多く含まれています。
グリセリルグルコシド
「グルコース」と「グリセリン」の反応生成物で、過酷な砂漠に分布する“復活の木(通称ミロタムヌス)”と呼ばれる植物の葉に含まれている成分です。

乾燥したミロタムヌスに水分をあげると数時間後には、青々とした緑の葉に戻るのだとか。
加水分解シルク
文字どおりシルクを細かく分解してつくられる成分で、水に溶けやすい性質を持っています。
チャ葉エキス
チャノキの葉から水やエタノールなどを用いて抽出される植物エキスで、こちらは数多くの化粧品に配合されています。

余談ですが、植物エキスは同じ表示名称のエキスでも抽出方法や抽出部位、産地、季節などによって期待できる効果効能が違うんですよ
ユズ果実エキス
これもそのままです。ユズの果実から得られる植物エキス。バルクオムでは「高濃度ペクチン」を抽出したエキスを使っているようです。
セイヨウシロヤナギ樹皮エキス
こちらも植物エキスで、セイヨウシロヤナギの樹皮から得ることができます。主にヘアケア製品に使われることが多いです。
バルクオムは明確なストーリー性と世界観を表現
複数の植物エキス、「奇跡のリンゴ」「復活の木」などユニークさを感じられる成分が配合されており、自然と神秘が調和したような世界観が個人的にとても面白いと思いました。
個性的ともいえる成分の面々をあえて「ベーシック」とする理念にこだわりの強さも感じられます。
【バルクオム】洗顔料・化粧水・乳液の使用感レビュー

それでは、バルクオムの「洗顔料、化粧水、乳液」を使い切ってみて感じたプロ目線の使用感をご紹介していきます。
【洗顔料】量の調整しやすく泡立てやすさが抜群

驚いたのがスキンケア初心者でも扱いやすいテクスチャー。形状は、写真からわかるように半固形タイプになっています。今回はスパチュラを使っていますが、手でも取り出しやすく量の微調整がしやすいので、化粧品を使い慣れていない初心者の方でも使い勝手がいいのがおすすめポイント。

量が減ってくるとだんだん取り出しにくくなりますが、その場合はパウチ容器をハサミなどで切ると、最後まで無駄にすることなく使い切ることができました。

ちなみに1回分の適量は「10円玉大くらい」がベストです。約2~3か月程度持つと感じます。
泡のクオリティはピカイチ

適量をとり泡立てネットで泡立てると、このようなモコモコとした泡ができます。弾力が強く、一つひとつの泡がとてもきめ細かいうえにヘタりにくい点が特に素晴らしいですね。
バルクオムの洗顔料には、クレイ成分(クレイミネラルズ、ベントナイト)が配合されており、顔につけたときの泡の密着具合がとても心地よい。摩擦軽減にもつながりそうです。
僕が一番気に入っているのは、洗い上がり。
しっかりと洗えたときのさっぱり感と、エモリエント感の両方を感じることができ、肌のつっぱり感も全く感じません。泡切れもよく、質の高い使用感を感じられると思います。

こんなアナタには、ぜひおすすめです!
・普通肌、混合肌、脂性肌、乾燥肌
・テカリや毛穴汚れが気になる
・ニキビができやすい
・泡立てやすい洗顔料を探している
・泡切れのいい洗顔料を使いたい

【化粧水】みずみずしくエモリエント感をしっかりと感じられる

バルクオムの化粧水は、水のようにサラサラとしたテクスチャーが特徴。
ベタつきをほとんど感じないので、スキンケアビギナーの方やオイリー肌の方に向いています。

使うときは掌で軽くなじませて顔に塗ると、まんべんなく保湿できます。

デメリットとしては容器の性質上、量の微調整がしにくいことや、量が減ってくると自立しにくくなり、フタをちゃんと閉めないと溢れるリスクがあるので注意しましょう。

個人的には100均などに売ってるボトルに移し替えるのがおすすめ。専用ボトルならピッタリの量が入ります。(スタイリッシュなデザインがカッコいい)
サラサラとした使い心地なのでさっぱりとした使い心地と思いきや、エモリエント感をしっかりと感じられよくなじみます。また、「青りんごのような香り」がより化粧水の爽やかさをさらに引き立てることで相乗効果を生んでいます。

最初にも述べましたが、男性の肌は女性の肌よりも水分量が少ないため、いかに水分を補い、逃さないようにするかがメンズスキンケアのポイントになります。
「お手入れをするとこんなに違うんだ」という実感を感じられるような作り込みをされており、一度が使ってみてほしい化粧水という感想です。
こんな方におすすめです。
・乾燥肌、混合肌、脂性肌、普通肌
・20代前半~30代前半の男性
・潤い、ハリ、ツヤがほしい
・低刺激タイプの化粧水を探している
【乳液】「ベタつかない」「重くない」「よくなじむ」が揃った高保湿タイプ
僕がバルクオムシリーズで一番驚いたのが乳液の使用感です。

乳液の概念をいい意味で覆されました!
想像通り、油っぽさを感じさせないみずみずしさ。僕自身もベタつく使用感のものはあまり好きではないので、サラサラな感触は本当に感動しました。今まで数え切れないくらいの乳液に触れてきましたが、個人的にトップクラスの使い心地のよさだと感じます。
化粧品の良さは成分だけじゃない
バルクオム公式ホームページの「開発者ストーリー」にも綴られているのですが、乳液を開発するにあたり「サラッとしていてベタつかないこと」が必須条件だったそう。
実際に化粧品開発者の方にどれだけ難しいのか聞いてみたところ「シビアな成分比率の調整が要求されるので簡単ではない」という話でした。化粧品はつい成分やその濃度ばかり注目されがちですが、使い続けたいと思わせる使用感のよさも同じくらい大切なのです。
少し話が逸れましたが、ぜひ作り手の情熱とこだわりが詰まった逸品を手にとってみてください。

こんなアナタにおすすめです!
・20代~30代
・普通肌、乾燥肌、混合肌、脂性肌
・ベタつかない乳液を探している
・エモリエント感をしっかりと実感したい

バルクオムの効果的な使い方

これは基本ですが、下記の順番でスキンケアを行います。
➊ 洗顔料
➋ 化粧水
➌ 乳液
皮脂が過剰な男性の場合は、乳液はUゾーン(アゴと口周り)のみ塗るなど部分ケアで使うのがおすすめです。
「洗顔料」を10円玉大取り、よく泡立てる
「泡立てネット」または「掌」で泡立てましょう。(時短するなら泡立てネットです)
洗顔料は泡立てることで次のようなメリットがあります。
- 洗浄力がアップし汚れをしっかり落とせる
- 摩擦軽減につながり、肌への負担が減る
面倒に感じる方もいるかもしれませんが、バルクオムの洗顔料は泡立ちがとてもいいので「数十秒」であれば十分。泡立ったら手の力は一切加えず、泡を転がすようにやさしく洗顔しましょう。

ぬるま湯を少しずつ加えながら泡立てると上質な泡ができますよ。
「化粧水」500円玉大くらいを顔全体になじませる
バルクオムの化粧水は水に近いサラサラとしたテクスチャーなので、少量ずつ2~3回に分けて塗るのがおすすめです。

正しく効率的な保湿を行うポイントは、女性を扱うのと同じくらい肌を労ることです。
乾燥しやすい目元やシェービングのダメージを受けやすい口周り、フェイスラインは入念に保湿するのがポイントです。
「乳液」で湿気を閉じ込める

乳液を塗る目的は、肌内部の水分と油分のバランスを保つためです。
ここで化粧水と乳液の成分比較をご紹介します。
物にもよりますが「化粧水成分」の内訳は…
水 80~95%
水性成分 5~20%
油性成分 0~0.5%
界面活性剤 0~1%
対し、「乳液成分」の内訳は…
水 70~90%
水性成分 5~20%
油性成分 1~10%
界面活性剤 1~5%
この「少しの油」が健やかな肌をつくるバランサーとなります10円玉くらいの量を手に取ったら、化粧水同様に顔全体になじませて使用しましょう。

脂性肌の方は、皮脂分泌の多いTゾーンは避け、口周りやフェイスラインなど乾燥しやすい部位のみに塗るとベタつきを感じにくいです。
よくある質問

最後に「バルクオムに関するよくあるQ&A」について、プロ目線で回答していきます。
Q1:バルクオムが肌に合うか不安です
初めて使う場合は、「トラベルセット」で試してみることをおすすめしています。なぜなら、化粧品の合う合わないは正直、使ってみないとわかりません。
その点、「トラベルセット」であれば…
・5日分の洗顔料、
・化粧水
・乳液とオリジナルポーチ
これらが付いて2,000円前後で購入することが可能です。

このブランドに限らず、違和感なく使えることを確認してから通常サイズを買うと失敗しにくいですし、コストを抑えることもできますよ。
Q2:どこで買うのがおすすめ?
継続して使い続けるというのが前提なら、公式サイトのサブスクが一番安いです。たまには他の化粧品も使いたいという方は、アマゾンやドラッグストアなどで単品購入するのがいいでしょう。
値段はどこで買っても基本変わらないので付加価値(ポイントやお店独自の割引デーなど)の大きいところで買うとお得です。
Q3:敏感肌でも使えますか
成分的、使用感的には、刺激性が少ない構成になっています。ただし、人によっては洗顔料の洗浄力が強く感じる場合もあるので、自分の肌状態を見ながら判断してください。

目安としては、洗顔後に肌がつっぱるか・つっぱらないかが一つの判断基準になります。
Q4:バルクオムでニキビ予防することはできますか
こういった効果効能は謳っていません。
ニキビにも種類があり、特に大人ニキビの場合はストレスや生活習慣に原因が隠れている場合もあります。中長期的に見て、まずは自分のできる範囲でそれらを改善することのほうが重要です。
まとめ:こだわりたい人はバルクオムがおすすめ

スタイリッシュなパッケージデザインや、ユニークかつ独自の世界観を感じられる美容成分。そして高クオリティの使用感などバルクオムの魅力をお伝えしておきました。なかには、やや値段がネックに感じる方もいるかもしれませんが、投資するだけの価値は十二分にあると僕は思います。
バルクオムは、基本的なスキンケアやヘアケア商品までシンプルなラインナップで品数が限られているため、多すぎる選択肢がなく初心者でも手軽に始められます。
一度使ったことがある方も本記事を通じて、バルクオムの新しい発見を感じてもらえたら嬉しいです。
今回は以上となります。
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