この記事は「こんな人におすすめ」です。
- 乾燥肌に悩んでいる
- 化粧品の効果を感じられない
- 効率的に美肌を目指してみたい
乾燥肌の方から僕によく相談があるのですが
その中で、特に多いのが
・口コミの良い基礎化粧品で効果を感じられない!
・王道ブランドでもいまいち…
こんな相談です。
そんな時に注目していただきたいのが、口コミでもブランドでもなく
乾燥肌に適している成分選びです。
本記事では、乾燥肌の方に向けて、保湿効果に優れた美容成分を厳選して5つご紹介します。
日ごろのスキンケアに取り入れ肌の乾燥を防ぎ、しっとりとした潤いのある肌を手に入れましょう。
乾燥肌対策に欠かせない保湿成分とは?
保湿はどうして必要?

まずは、肌にとって保湿が重要な理由を知っておきましょう。
それは、肌のバリア機能を守るため。
バリア機能とは...
➊ 皮膚表面を覆う皮脂膜
➋ 角層細胞の中のNMF(天然保湿因子)
➌ 角層細胞をつなぎとめる細胞間脂質
主にこの3つから構成されています。
これらがバランスを保つことバリア機能が正常に働いて肌表面で水分を保持したり、外部からの刺激から肌を守っているわけです。

バリア機能が低下すると肌トラブルが起きやすくなる
本来、皮膚は外部からの刺激を防いだり、体内の水分蒸発を防ぐバリアの機能が備わっています。しかし、誤った習慣やスキンケアによって、このバリア機能が低下します。
そして、主な原因はこの3つ
・加齢によるもの
・空気の乾燥(季節要因・湿度管理)
・間違ったスキンケア(化粧品・使用法)
これらにより、バリアを担うバランスが変化しやすいことがわかっています。
水分が失われて乾燥しやすくなったり、外部からの刺激をガードできなくなり無防備な状態になってしまい、結果としてシミ、シワ、かゆみ、肌荒れといった肌トラブルが起こりやすくなります。
こういったトラブルを防ぐためにも、乾燥肌で悩んでいる方にとって保湿は、スキンケアの最も重要なステップとなり得るでしょう。

保湿はスキンケアの基本!バリア機能を維持することが保湿ケアの最大のポイント!
保湿成分は大きく分けて2種類

まずは保湿成分の種類について理解しましょう。
保湿成分は
➊ 水性保湿成分
→角層に水分を与える
➋ 油性保湿成分
→油分のフタをつくる
このような2種類に分類することができ、これらを組み合わせることでより効果的な保湿ケアができます。
そして、それぞれの特徴は以下です。
➊ 水性保湿成分
水性保湿成分は、
肌に水分を補給する役割を持つ成分。
代表的なものでは「ヒアルロン酸」や「グリセリン」があり、これらは水の分子と結合することで肌の表面で水分を保つ働きをします。
代表的な成分は
・ グリセリン
・ ヒアルロン酸
・ コラーゲン
・ アミノ酸など
➋ 油性保湿成分
油性保湿成分は肌の表面に膜を作り、
水分の蒸発を防ぐ役割があります。
水性保湿成分と組み合わせることで水分と油分のバランスが整い、しっとりしたうるおいの肌を保つことができます。
代表的な成分は
・ ミネラルオイル
・ スクワラン
・ ワセリン
・ セラミドなど
健康的でうるおいのある肌の絶対条件は水分と油分のバランス。

自分の肌状態に合った保湿成分を適切に補いましょう!
保湿効果抜群のおすすめ成分5選

1. ヒアルロン酸類

ヒアルロン酸は、体内にも存在する天然の保湿成分で「バツグンの保水力」を誇る水性保湿成分です。
たった1グラムで約6リットルの水を保持できる力で乾燥から肌を守り、キメを整える目的で化粧水や美容液など幅広いスキンケア製品に配合されています。
このヒアルロン酸を含むスキンケア製品には、こんな成分が含まれています。
・ ヒアルロン酸Na(ベーシック)
・ アセチルヒアルロン酸Na(高保湿)
・ 加水分解ヒアルロン酸(浸透型)
2. コラーゲン類

コラーゲンは、皮膚表面に保護膜を形成することで水分の蒸発を防ぐ保湿効果に優れた成分。
人体を構成する要素の一つでもあり、特に肌では真皮の大半を占め肌のハリや弾力を保つ働きがあります。
加齢とともにコラーゲンの量が減少すると乾燥やたるみが目立つようになるため、化粧品などで生成を促す必要があります。
コラーゲンを含むスキンケア製品には、こんな成分が含まれています。
・ 水溶性コラーゲン
・ アテロコラーゲン
・ 加水分解コラーゲン
・ サクシニルアテロコラーゲン
話は少しそれますが、コラーゲン配合のサプリメントや美容ドリンクは意味があるのか?という質問がよくあります。
こちら、結論からいえばグレーです。
食べたコラーゲンは体内でアミノ酸に分解され、カラダのさまざまな部位に運ばれます。
したがって期待するような「肌にダイレクトに届いて肌に作用するわけではない!」という意味でのグレーであり、決して否定してるわけはありません。
3. スクワラン

スクワランは、肌になじみやすい無色透明のオイル成分で、水分蒸発抑制に優れているのが特徴の油性保湿成分です。
浸透性が高く、ベタつきのないさらっとしたテクスチャ―をしているため、乳液や美容液など幅広い化粧品に使われています。

皮膚への刺激がほとんどなく、乾燥肌向けのコスメなどにも配合されています。
4. ライスパワー

ライスパワーは、文字通りお米を発酵させて作られる天然由来の成分です。
化粧水や美容液、クリームなどラインナップも豊富で肌悩みに応じた成分選びができるのも嬉しいメリットといえるでしょう。
「ライスパワーNo.○○」のように成分名のあとに13のナンバリングがあり、それぞれ異なる働きを持っています。
そんなをライスパワーNo.11が含まれた、確かな実績があるアイテムを一つご紹介します。
皮膚の水分保持機能を高める水性保湿成分を実感していただき、日々のスキンケアに取り入れていただければ幸いです。
※商品リンクを掲載しています。
リンク先の商品ページは自動更新されており、商品の価格や詳細、発送時期については各ECサイトに記載されている内容・商品説明をご確認ください。
米肌 MAIHADA 肌潤改善エッセンス 30mL


価格 | 6,250円 |
肌タイプ | 乾燥肌 |
容量 | 30グラム |
米肌 MAIHADA 肌潤改善エッセンスは肌の内側から潤いを引き出し、乾燥や肌荒れに悩む方に向けた高機能美容液です。
医薬部外品として確かな効果が認められており、肌の水分保持力を高めて弾力のある健やかな肌へと導いてくれます。

保湿のエキスパート成分「ライスパワーNo.11」を主成分とした美容成分を数多く配合していて、化粧水と合わせてこれ1本でOKです!
おすすめの理由
- ライスパワーNo.11
肌の水分保持機能を改善し、乾燥による小じわやくすみを防ぎます。内側から潤いを保つ力を高めることで、長時間しっとりとした肌を維持してくれます。 - 高保湿成分
乾燥した肌に即効で潤いを与え、弾力のあるハリ肌を作ってくれる。 - 低刺激処方
敏感肌の方にも安心して使用できるため、肌トラブルを抱える方にもおすすめです。 - 軽やかな使い心地
べたつかず、肌にすっとなじむため、季節を問わず快適に使用可能。毎日のスキンケアに手軽に取り入れられます。
5. セラミド類

セラミドは肌内部にも存在している成分。
バリア機能を正常のために欠かせない美容成分です。

なかでも「ヒト型セラミド」と呼ばれるセラミド類は、肌なじみがよく高保湿かつバリア機能を高める働きが期待できます。
特に乾燥肌の人は、このバリア機能が低下しているケースも多く、積極的に日々のお手入れに取り入れたい成分といっても過言ではありません。
ヒアルロン酸やスクワランとの相性がいいため、組み合わせて使うと◎です。
・セラミドEOS(セラミド1)
・セラミドNS(セラミド2)
・セラミドNP(セラミド3)
・セラミドAG(セラミド5)
僕の経験上、男性で「敏感肌なんです!」という人の多くは、毎日のシェービングで肌がボロボロになっているケースが多いと感じています。

実際にヒゲの剃り方を見直すことに加えて、セラミド配合の化粧品を取り入れたら肌質が改善されたという事例もたくさん見てきました。
成分選びは、何を使うかより、なぜ使うのかという理由が重要。
そのためには色々な情報や化粧品に触れて、実体験を増やしていきましょう!
肌質に合う保湿成分の選び方

肌質に合う成分選びをするためには、自分の肌状態をよく観察することが大切です。
たとえば乾燥肌には保水力の高いヒアルロン酸やセラミド、敏感肌には刺激が少ないライスパワーエキスなど、肌状態に合った成分を選ぶことでスキンケアの効果を最大化することができます。

その化粧品を使っていて「使い続けたい!」など自分がポジティブに捉えられるかという点も非常に重要。
化粧品はあくまで嗜好品。
だからこそ、自分の価値基準を持っているかどうかが満足感を高めてくれたり、自分に自信が持てたりと心への作用があると僕は思います。
保湿成分を効果的に使うためのポイント

保湿成分の効果を最大限に引き出すためには、いくつかのポイントがあります。
たとえば…
・刺激を感じないかどうか
・肌にしっとり感を感じられるか
・不快感を感じないか
・成分と肌の相性
こうした観点で日々のスキンケアを行うことで、自分の肌に合う保湿成分を見つけるヒントになります。
トラブルが少ない肌とは、水分と油分のバランスが均衡に保たれた状態が大前提であり、多すぎても少なすぎてもダメなのです。

肌状態や季節に応じて使っている化粧品や種類を見直すなど、マイベストの保湿ケアを心がけましょう。
まとめ:肌質に合った保湿成分を選ぶことが大事
人の肌質は千差万別。
乾燥肌に悩んでいる人は、まず、自分の肌に合った保湿成分を見つけることが大切。
この保湿成分が入った化粧品は優秀、この成分は危険という単純なものでもありません。

誰にとってもマッチするような保湿成分、化粧品は存在しないからこそ、自分の肌のプロになることが遠回りに見えて近道だと僕は思います。
この記事が一人でも多くの方の美容ライフのお役に立てたら幸いです。
