SNSや広告でよく見かける「男性向けヒゲ脱毛」
ただ、いざ調べると クリニックとサロン(エステ)、どっちがいいの? と迷う人も多いはずです。
僕自身、サロンでヒゲ脱毛を経験していますので、その体験を交えながらメリット・デメリットを整理してお伝えします。

この記事は、こんな悩みをもつ人におすすめ。
- クリニックとサロンのヒゲ脱毛の仕組みの違い
- なるべくコストを抑えたい…
- どんな人にどちらがおすすめか

このような悩みを抱えている人は、サロンやエステでの脱毛を検討していると思います。
でも、いざネットで調べてみると
・ 結局、どこで受ければいい?
・ クリニックとサロンやエステの違いは?
・ メリットやデメリットは?
やはり、情報過多のこの時代ではこのような悩みの判断に躊躇してしまいますよね。
脱毛サロンの特徴

まず、クリニックとエステやサロンの違いについて説明します。
これは、分かりやすく言えば
施術内容が違う点です。
〇クリニックの場合
病院なので医療行為が認められています。
〇サロンやエステの場合
病院で扱うような機器等の使用はできません。
クリニックの医療行為は、脱毛の場合「毛の細胞を破壊すること」がこれに当たります。
詳しくは以下の表を参考にしてください。
項目 | クリニック(医療脱毛) | サロン・エステ(光脱毛) |
---|---|---|
脱毛方法 | 医療レーザーで毛根細胞を破壊 | 光脱毛で毛根にダメージを与える |
効果 | 永久脱毛が可能 | 減毛・抑毛が中心 |
回数の目安 | 8〜12回で効果実感 | 20回以上かかることも |
施術者 | 医療従事者(看護師など) | 特別な資格は不要 |
肌トラブル時 | その場で治療可能 | 別途皮膚科に行く必要あり |
光脱毛で「毛を減らす」のがサロン式
実はエステやサロンが行っている施術は
厳密にいうと脱毛ではなく「減毛」なんです。
基本的に、エステやサロンでは光脱毛器を使って施術が行われます。これは光を照射することで黒い毛に反応して熱になることで毛根にダメージを与えるという仕組みです。
ただし、この光脱毛の場合、波長バラバラで拡散してしまうため、医療脱毛で使われるレーザーほどの威力がないことを覚えておきましょう。

レーザーの出力を上げるほど余分な光が出るので、肌へのダメージや副作用が出ることもあります。
昔、この副作用について問題になった時期もあったみたいですが、今は出力を弱めるなどして安心安全に務めているサロンも増えてきているようです。
まとめると
サロンの特徴はこちら。
- エステサロンは脱毛ではなく減毛。
- エステサロンの光脱毛は、毛根に小さなダメージを繰り返し与え、弱らせていく仕組み。
- 光脱毛は細胞は死滅しないので、また生えてくる可能性がある。
サロン&エステでヒゲ脱毛を受けるメリット

ここまでの話を聞くと、サロンやエステで脱毛を受ける意味がないように感じますよね。
確かにクリニックの方が効率的ではあるものの、脱毛サロンを検討すべきメリットはきちんとあるんです。
順番に解説します。
クリニックに比べて料金が安い
サロンやエステは「肌を美しくするための施術」の範囲内でしか施術を行うことができません。
〇エステの定義
人の皮膚を清潔にし、若しくは美化し体型を整えることのほか、体重を減ずるための施術を行うこと。
その点、エスサロンの場合
クリニックに比べて料金が安く設定されているところがほとんど。

ちなみに僕はクリニックで「口周り・あご・頬全体」のヒゲ脱毛をしているのですが、かかった費用は約14万円。
料金はキャンペーンや場所によるので一概にはいえませんが、僕調べだとクリニックに対して「2/3程度の料金」で済みます。
痛みが少ない

僕の経験にはなりますが、ヒゲ脱毛の痛みの有無は意外と重要だったりします。
それは、ヒゲ脱毛の施術は「数回~数十回」に及ぶ場合がほとんどだから。

毎回のように数十分間痛みに耐えるのは控えめにいってもキツイ!
僕がはじめてクリニックで医療脱毛を受けたときの衝撃を今でも忘れません。あまりの痛さに2回目からひよって麻酔をお願いたくらいでしたが…それでも痛い。
この痛みは「ヒゲの濃さや毛量」にもよるので、濃い人は痛みを最小限にするためにサロンやエステを検討するのはアリだと思います。
アクセスがよく通いやすい
脱毛サロンやエステを開業する場合
医療従事者を置く必要がないのでハードルが低めです。
そのため、店舗数が多かったり駅チカに店舗を構えている場所も多いことから通いやすいのが大きなメリットになり得ます。

いいと思ったクリニックで脱毛を申し込んでも「自宅から遠い、駅から遠い、職場とは真逆」そんな場所だと通うのが億劫になってしまいますよね。
脱毛で効果を実感するために一番大切なのは周期的に通うことです。
そのためには「いかに通いやすい環境であるかということも重要」な要素なんです。
サロン&エステでヒゲ脱毛を受けるデメリット
エステやサロンでのヒゲ脱毛について
「デメリット」もきちんと理解しておきましょう。
長期的に施術を受ける必要がある

エステやサロンで使われる脱毛器は
医療レーザー脱毛に比べてパワーが劣るため、肌がツルツルになるまで時間がかかります。
特にヒゲは体毛のなかでもしつこい毛といわれているので、人によっては効果を実感しにくい場合もあります。
そうなると、ジムと同じように「効果が出ないなら行かなくても…」と、通うのが億劫になってしまうパターンも考えられますよね。

お金を無駄にしないためにも、ヒゲの濃さを一つの基準にするといいかもしれません。
参考としてはこちらです。
- 青ヒゲになるくらい濃い人はクリニック
- 濃くない人は脱毛サロンやエステ
誰でも施術ができる
クリニックとエステでは、施術に対する安心感に差があります。
クリニックによる脱毛の場合、施術者は全員「医療従事者(看護師)」ですが、サロンやエステでは国家資格は必要ありません。

もちろん働かれている方は、数多くの施術を経験しているはずなので慣れはあると思います。
それでも、安心感を考慮するとクリニックには劣る印象が否めません。
肌トラブルが起きた場合に二度手間になる

クリニックにしても、サロンやエステにしても脱毛は「肌もそれなりのダメージ」を受けます。
肌質によっては赤みが出たり「何かしらのトラブル」が起こる可能性もゼロではありません。
そうなった時に…エステやサロンでは治療を受けることができないので、皮膚科へ行く必要があるわけです。
こんなケース、敏感肌の人は特に注意が必要な点といえるでしょう。

まとめ

結論としては…
- サロン脱毛:痛みは少ないけど、効果実感まで回数が必要
- クリニック脱毛:効果は早いけど、痛みが強烈で麻酔必須
「ヒゲが濃くて青ヒゲが気になる人」は医療レーザーで毛根細胞を破壊してくれるクリニック、「費用を抑えたい・痛みに弱い人」はサロンが向いているといえるでしょう。
脱毛選びで後悔をしないためには、SNSや口コミ、ランキングサイトを鵜呑みにするのではなく、それぞれのメリットとデメリットをきちんと理解することが大切です。
特にヒゲはとても個人差があるので、体験談などはあまり参考にせず「一つの意見として捉えること」をおすすめします。
脱毛においての優先順位を明確にすれば、おのずと答えが見えてくると思います。
