「オーディナリーを買ったけど、使う順番が全然わからない」
「ナイアシンアミドとビタミンCって一緒に使えないって本当?」
「複数買ってみたはいいけど、どれをどの順番でつければいいか混乱してる」
The Ordinary(オーディナリー)を手に取った男性が、最初に必ずぶつかる壁がこれだと思います。
無印良品や他の市販のメンズスキンケア製品は
「洗顔→化粧水→乳液」
という単純な順番で使えばいいことは分かると思います。
ですが、
The Ordinaryは…
成分ごとに最適な使用順序がある
組み合わせを間違えると「効果が出ない」こともある
みたいな話もよく聞きますよね。
美容部員として10年、The Ordinaryを使い始めた男性の相談を多く受けてきた経験から言うと、The Ordinaryの失敗のほとんどは「使う順番」と「組み合わせ」のミスが原因。
逆に言うと、この2点さえ理解してしまえば、The Ordinaryは男性スキンケアの最強ツールにもなり得ると思います。
今回は、使う順番の基本ルール。
成分別の使用タイミング・絶対に避けるべきNG組み合わせなど、図解を交えながら徹底解説します。
まず理解すべき「使う順番の基本原則」

The Ordinaryに限らず、
スキンケアの使用順序には科学的な根拠があったりします。
まずこの基本原則を理解しておくと、迷ったときに自分で判断できるようになるので参考にしてください。
原則① テクスチャーが軽いものから重いものへ
意外かもしれませんが、
これって、スキンケアの基本中の基本。
水のように軽いテクスチャーのものから、クリームのような重いテクスチャーへと順番に重ねていくこと。
理由は単純で、
重いテクスチャーのものを先につけると「膜」ができてしまい、後から使う成分が肌に浸透しにくくなる…
こんな理由だからです。
| テクスチャーの順番 | 製品の種類例 |
|---|---|
| 最初(最も軽い) | 化粧水・水溶性セラム |
| 中間 | 水溶性美容液・ジェル |
| 後半 | 油性美容液・エマルジョン |
| 最後(最も重い) | クリーム・オイル |

原則② pHが低いものから高いものへ
これがThe Ordinaryを使う上で
特に重要な原則。
✔ pH
酸性・アルカリ性の度合いを示す指標で、スキンケア成分によって最適に機能するpH域が異なります。
特に注意が必要なのは、
「低pH(酸性)の製品を使った直後に別の成分を重ねると、後から使う成分のpHが変化して効果が落ちる」
こんな現象。
| pHの種類 | 代表的な製品 | 使用のタイミング |
|---|---|---|
| 低pH(3.0〜4.0) | AHA(グリコール酸)・BHA(サリチル酸)・ビタミンC(純粋型) | 他の成分の前・または時間帯を分ける |
| 中性付近(5.0〜7.0) | ナイアシンアミド・ヒアルロン酸・ペプチド | 中間のステップで使用 |
| 高pH(7.0以上) | クリーム・モイスチャライザー | 最後のステップ |
原則③ 「待ち時間」が必要な成分がある
意外かもしれませんが、
低pH製品(AHA・BHAなど)を使った後は、20〜30分待ってから次の成分を使うことが推奨されています。
その理由が、
酸系成分が肌に作用するのに時間が必要なこと
低pHの環境が次の成分の効果に影響を与えないようにするため
この2点です。
特に朝のルーティンに組み込む場合は時間的に難しいことが多かったりするので、
酸系成分は夜専用として使う!
これが現実的な解決策になります。
The Ordinaryの製品をタイプ別に分類する
The Ordinaryの製品は、
大きく5つのタイプに分類できます。
まずこれを理解すると、使う順番が自然に決まってくると思いますので参考にしてみてください。
タイプ1:水溶性セラム
水溶性セラムは
水ベースで最も軽いテクスチャー。
洗顔直後や化粧水の後に使うのが基本です。
| 代表製品 | 主な効果 | 使用タイミング |
|---|---|---|
| ナイアシンアミド10% + 亜鉛1% | 毛穴・皮脂・美白 | 朝・夜(化粧水後) |
| ヒアルロン酸2% + B5 | 保湿・水分補給 | 朝・夜(最初のセラム) |
| アルジルリン8% + レチノイド2% | エイジングケア | 夜のみ |
タイプ2:直接酸(ダイレクトアシッド)
こちらは低pHで作用する酸系成分。
他の成分との相性に最も注意が必要なタイプです。
| 代表製品 | 主な効果 | 使用タイミング |
|---|---|---|
| グリコール酸7%トナー(AHA) | 角質ケア・くすみ改善 | 夜のみ・単独使用推奨 |
| サリチル酸2%(BHA) | 毛穴詰まり・ニキビ | 夜のみ・他の成分と時間を空ける |
| 乳酸10% + ヒアルロン酸(AHA) | 角質ケア・保湿 | 夜のみ |
タイプ3:ビタミンC系
ビタミンCは種類によって安定性・刺激性・pHが大きく異なります。
| 代表製品 | ビタミンCの種類 | 刺激性 | 使用タイミング |
|---|---|---|---|
| ビタミンC懸濁液23% | 純粋ビタミンC(高濃度) | 高い | 夜のみ・初心者には不向き |
| アスコルビルグルコシド12% | 安定型ビタミンC | 低い | 朝・夜どちらも可 |
| EUKシールド0.1% + 0.1% | 抗酸化系 | 低い | 朝・夜どちらも可 |
タイプ4:レチノイド系
レチノイド系は、
夜専用・日焼け止めとの組み合わせが必須の成分群です。
| 代表製品 | 濃度・種類 | 刺激性 | 使用タイミング |
|---|---|---|---|
| グラナクティブレチノイド2% | 次世代型レチノイド | 低い | 夜のみ |
| レチノール0.2% | 従来型レチノール(低濃度) | 中程度 | 夜のみ |
タイプ5:オイル・エマルジョン系
最後に使うのが
オイル・エマルジョン系。
これが、肌の保湿フタの役割を果たすタイプの成分です。
| 代表製品 | 主な効果 | 使用タイミング |
|---|---|---|
| グラナクティブレチノイド2%エマルジョン | エイジングケア・低刺激 | 夜のみ(最後から2番目) |
| ローズヒップオイル | 保湿・抗酸化 | 夜のみ(最後) |
| スクワランオイル | 保湿・肌を柔軟に | 朝・夜(最後) |
【基本フロー】The Ordinaryの使用順序|図解で理解しよう!
ここまでのタイプ分類を踏まえて、実際の使用順序を整理してみます。
朝の使用順序

朝は「刺激の強い成分を使わない」のがスキンケアの基本。
AHA・BHA
純粋ビタミンC
レチノイド
これらは朝の使用を避けたほうが無難です。
夜の基本順序

夜は「攻めの成分」を使うタイミング。
ただ、全部を毎晩使う必要はなく、自分の肌悩みに合わせた2〜3種類に絞って使うのが正解です。
絶対に避けるべきNG組み合わせ
ここからが最も重要なセクション。
The Ordinaryで失敗する男性の多くが、このNG組み合わせを知らずに使ってしまっています。
NG① ナイアシンアミド+純粋ビタミンC(同時使用)
なぜNGか
純粋なビタミンC(アスコルビン酸)
ナイアシンアミド
これを同じタイミングで使うと、「ニコチン酸」という成分が生成されることがあります。
このニコチン酸はフラッシング(顔の赤み・ほてり)を引き起こす可能性があり、せっかくの成分効果が落ちる場合もあったりするの注意です。
組み合わせの例

正しい対処法
| 時間帯 | 使う成分 |
|---|---|
| 朝 | ナイアシンアミド |
| 夜 | 純粋ビタミンC |
このように時間帯を分けることで両方の効果を安全に享受可能。
なお、
安定型ビタミンC(アスコルビルグルコシドなど)。
こちらは、この問題が起きにくいので同時使用のリスクが低いと考えて大丈夫です。
NG② AHA・BHA+ナイアシンアミド(同時使用)
なぜNGか
AHA(グリコール酸・乳酸)
BHA(サリチル酸)
これら成分は低pH環境で作用する酸系成分。
ナイアシンアミドと同タイミングで使うと、酸によってナイアシンアミドが部分的に分解されてニコチン酸に変換されます。
なので、前述の
フラッシング反応が起きやすい状態になりがち…。
他にも、このような酸系成分を使った直後に別の成分を重ねると、皮膚のpHが不安定な状態で次の成分がなじまず、両方の効果が落ちる可能性も全然あります。
組み合わせの例

正しい対処法
| 方法 | 詳細 |
|---|---|
| 時間帯を完全に分ける | AHA・BHAは夜専用、ナイアシンアミドは朝に使う |
| 夜に使う場合は待ち時間を設ける | AHA・BHA使用後20〜30分待ってからナイアシンアミドを使う |
| 使用する日を分ける | AHA・BHAを使う日とナイアシンアミドを使う日を交互にする |
NG③ レチノール+AHA・BHA(同時使用)
なぜNGか
レチノール
AHA・BHA
このどちらも肌のターンオーバーを促進する「剥離系」の成分。
これらを同時に使うと皮膚への刺激が倍加して、
赤み
皮むけ
乾燥
炎症
が起きやすくなります。

特に初めてThe Ordinaryを使う男性には絶対に避けてほしい組み合わせです。
組み合わせの例

正しい対処法
| 方法 | 詳細 |
|---|---|
| 使用する日を分ける | 月・水・金はレチノール、火・木・土はAHA・BHAなど |
| どちらか一方に絞る | 初心者はまずレチノールかAHAのどちらかだけから始める |
NG④ レチノール+ビタミンC(同時使用)
なぜNGか
レチノールはアルカリ性環境。
ビタミンCは酸性環境
それぞれの環境で最も安定して作用する成分たちです。
これを同時に使うとpHが中和されて、両方の効果が落ちる可能性あり。

両方とも肌への刺激がある成分なので、同時使用で肌への負担がめちゃくちゃ増します。
組み合わせの例

正しい対処法
| 時間帯 | 使う成分 |
|---|---|
| 朝 | ビタミンC系 |
| 夜 | レチノール系 |
朝・夜で使い分けるのが最も安全で効果的な方法。
NG⑤ 複数のオイルを重ねる
なぜNGか
The Ordinaryには
ローズヒップオイル
スクワランオイル
など、複数のオイル製品がありますよね。
でもこれ、重ねてつけると毛穴詰まりや肌の上に油分の膜が張りすぎて、かえって肌トラブルの原因になることがあるので注意。
特に、
脂性肌
混合肌
このような男性はオイル系の重ね使いには気をつけてください。
組み合わせの例

正しい対処法
オイルは1種類だけ!
そして、最後のステップで使うのが基本。

乾燥が気になる部位だけに少量を使う「ポイント使い」が男性と相性がいいです。
NG組み合わせまとめ表
| NG組み合わせ | リスク | 対処法 |
|---|---|---|
| ナイアシンアミド+純粋ビタミンC(同時) | フラッシング・効果低下 | 朝・夜で使い分け |
| AHA・BHA+ナイアシンアミド(同時) | 成分分解・フラッシング | 時間帯か日程を分ける |
| レチノール+AHA・BHA(同時) | 過剰な刺激・炎症 | 使用日を分ける |
| レチノール+ビタミンC(同時) | 効果低下・刺激増加 | 朝・夜で使い分け |
| 複数のオイル重ね使い | 毛穴詰まり・過剰油分 | オイルは1種類のみ |
| 低pH成分の連続使用 | バリア機能低下 | 一晩に1種類の酸系まで |
男性向け具体的ルーティン例|レベル別完全ガイド
ここからが実践編。
「自分はどのルーティンから始めればいいのか…」
これが一目でわかるように、
初心者
中級者
上級者
の3段階に分けて整理します。
初心者ルーティン|まず1〜2本から始める

対象
スキンケアをほぼやったことがない
The Ordinaryを初めて使う男性
初心者が最初にやりがちな失敗が
「複数の製品をいきなり全部使おうとすること」
The Ordinaryは種類が多いので、最初は1〜2本に絞って肌を慣らすことが重要。
おすすめの最初の1本
ナイアシンアミド10% + 亜鉛1%
こちらは、
テカリ
毛穴
ニキビ
という男性の三大悩みに対応していて、刺激が比較的少なく、使い方もシンプル。
男性スキンケアの入門として最も失敗しにくい選択肢だと思います。。
初心者向け朝ルーティン
| ステップ | アイテム | ブランド | 所要時間 |
|---|---|---|---|
| 洗顔 | 保湿洗顔フォーム | 無印良品・市販品など | 1分 |
| 化粧水 | 好みの化粧水 | 無印良品・市販品など | 1分 |
| セラム | ナイアシンアミド10% + 亜鉛1% | The Ordinary | 30秒 |
| 乳液 | 好みの乳液 | 無印良品・市販品など | 30秒 |
| 日焼け止め | SPF50+・PA++++ | 好みのもの | 1分 |
初心者向け夜ルーティン
| ステップ | アイテム | ブランド | 所要時間 |
|---|---|---|---|
| 洗顔 | 保湿洗顔フォーム | 無印良品・市販品など | 1〜2分 |
| 化粧水 | 好みの化粧水 | 無印良品・市販品など | 1分 |
| セラム | ナイアシンアミド10% + 亜鉛1% | The Ordinary | 30秒 |
| 乳液 | 好みの乳液 | 無印良品・市販品など | 30秒 |
初心者が守るべき3つのルール
大事なことを3つ言います。
1本に慣れてから次を追加する
毎晩同じルーティンを続ける
効果を焦らず最低1ヶ月は継続する
この3つを守るだけで、スキンケア初心者の男性でも確実に結果が出てくると思いますよ。
中級者ルーティン|2〜3本を組み合わせる

対象
ナイアシンアミドをすでに使っている
スキンケアの基本はできている男性
1本に慣れてきたら、
悩みに合わせて2〜3本を組み合わせるステップに進みましょう。
この段階で前述のNG組み合わせを意識することが重要です。
パターンA
乾燥+テカリが気になる男性(インナードライ向け)
| 時間帯 | ステップ | アイテム | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 朝 | 洗顔→化粧水 | 保湿系 | 洗いすぎない |
| 朝 | セラム① | ヒアルロン酸2% + B5 | 化粧水直後に使う |
| 朝 | セラム② | ナイアシンアミド10% | ヒアルロン酸の後 |
| 朝 | 乳液→日焼け止め | 保湿系 | 日焼け止め必須 |
| 夜 | 洗顔→化粧水 | 保湿系 | 重ね塗りで水分補給 |
| 夜 | セラム① | ヒアルロン酸2% + B5 | 化粧水直後 |
| 夜 | セラム② | ナイアシンアミド10% | ヒアルロン酸の後 |
| 夜 | 乳液・クリーム | 保湿系 | しっかり保湿フタ |
パターンB
毛穴・くすみが気になる男性(ピーリングケア向け)
| 時間帯 | ステップ | アイテム | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 朝 | 洗顔→化粧水 | 保湿系 | 酸系は朝に使わない |
| 朝 | セラム | ナイアシンアミド10% | 朝は皮脂コントロール |
| 朝 | 乳液→日焼け止め | 保湿系 | ピーリング後は特に必須 |
| 夜(月・水・金) | 洗顔→化粧水 | 保湿系 | 洗顔後すぐ化粧水 |
| 夜(月・水・金) | 直接酸 | グリコール酸7%トナー | 単独で使う・20〜30分待つ |
| 夜(月・水・金) | 乳液・クリーム | 保湿系 | 酸使用後は保湿を厚めに |
| 夜(火・木・土) | 洗顔→化粧水 | 保湿系 | 保湿に集中する夜 |
| 夜(火・木・土) | セラム | ナイアシンアミド10% | 酸を使わない日に使う |
| 夜(火・木・土) | 乳液・クリーム | 保湿系 | しっかり保湿フタ |
パターンC
ニキビ・肌荒れが繰り返す男性(抗炎症ケア向け)
| 時間帯 | ステップ | アイテム | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 朝 | 洗顔→化粧水 | 低刺激・保湿系 | こすらず優しく |
| 朝 | セラム | ナイアシンアミド10% | 抗炎症作用を活用 |
| 朝 | 乳液→日焼け止め | 低刺激系 | ニキビ部位は薄めに |
| 夜 | 洗顔→化粧水 | 低刺激・保湿系 | 毛穴を開かせてから洗顔 |
| 夜 | セラム | ナイアシンアミド10% | ニキビ部位に重ね塗り |
| 夜(週2〜3回) | サリチル酸2%(BHA) | The Ordinary | ナイアシンアミドと別の夜に使う |
| 夜 | 乳液 | 低刺激系 | ニキビ部位は薄め |
上級者ルーティン|エイジングケアまでカバーする本格構成

対象
スキンケアに慣れている30代後半〜40代
本格的なエイジングケアをしたい男性
上級者ルーティンは、
「成分の組み合わせ」
これと
「使用日のローテーション」
こちらを意識した設計が重要になります。
朝のルーティン(上級者)
| ステップ | アイテム | 量 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 洗顔 | 保湿洗顔フォーム | 500円玉大の泡 | 優しく・30秒以内 |
| 化粧水 | 高保湿化粧水 | 重ね塗り2〜3回 | セミウェットの状態で次へ |
| セラム① | ヒアルロン酸2% + B5 | 3〜4滴 | 最初に水分を引き込む |
| セラム② | ナイアシンアミド10% | 3〜4滴 | テカリ・皮脂コントロール |
| セラム③ | 安定型ビタミンC(アスコルビルグルコシド12%) | 3〜4滴 | 朝の美白・抗酸化 |
| 乳液 | 高保湿乳液 | 500円玉大 | 保湿フタ |
| 日焼け止め | SPF50+・PA++++ | 人差し指2本分 | 絶対に省かない |
夜のルーティン(上級者)|Aローテーション(週3〜4回)
| ステップ | アイテム | 量 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 洗顔 | 保湿洗顔フォーム | 500円玉大 | メイクオフ後に使用 |
| 化粧水 | 高保湿化粧水 | 重ね塗り2〜3回 | 肌をしっかり整える |
| セラム① | ヒアルロン酸2% + B5 | 3〜4滴 | 水分補給の土台 |
| セラム② | ナイアシンアミド10% | 3〜4滴 | バリア機能強化 |
| エマルジョン | グラナクティブレチノイド2%エマルジョン | 3〜4滴 | エイジングケアのメイン |
| クリーム | 高保湿クリーム | 小指の先 | レチノイドの上から保湿 |
夜のルーティン(上級者)|Bローテーション(週2〜3回)
| ステップ | アイテム | 量 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 洗顔 | 保湿洗顔フォーム | 500円玉大 | 丁寧に泡で包む |
| 化粧水 | 高保湿化粧水 | 重ね塗り2〜3回 | 肌をしっかり整える |
| 直接酸 | グリコール酸7%トナー(AHA) | 適量をコットンに | 20〜30分待つ |
| セラム | ヒアルロン酸2% + B5 | 3〜4滴 | 酸使用後の保湿補給 |
| クリーム | 高保湿クリーム | 小指の先 | 酸使用後は保湿を厚めに |
今回ご紹介させていただいたのが、
Aローテーションで、
エイジングケア。
Bローテーションで、
角質ケアを行う工程です。
このように使用日を交互にすることで成分の競合を避けながら両方の効果を得ることができます。
季節別|The Ordinaryの使い分けポイント
成分の使い方は季節によっても変わってきます。
気温
湿度
紫外線量
これらに合わせた調整を知っておくと年間を通じて最大の効果を期待できます。
春(3〜5月)|紫外線対策の強化と成分の切り替え
春は紫外線量が急増するとともに、
肌が冬の乾燥から回復し始める季節。
春のポイント
- ビタミンC系セラムを朝のルーティンに追加して美白ケアを強化する
- 日焼け止めを必ず毎日使用する(紫外線量は4〜5月に急増)
- 花粉による肌荒れが出やすい時期なので刺激の強い酸系成分の使用頻度を下げる
- 冬に使っていた高保湿クリームを軽めの乳液に切り替えるタイミング
| 成分 | 春の使い方 |
|---|---|
| ナイアシンアミド | 継続・朝夜両方 |
| ヒアルロン酸 | 継続・量をやや減らす |
| ビタミンC | 朝に追加して美白強化 |
| AHA・BHA | 花粉の時期は頻度を下げる |
| レチノイド | 継続・日焼け止めを徹底 |
夏(6〜8月)|テカリ対策と紫外線ダメージのケア
夏は男性の肌が最も過酷な状況に置かれる季節です。
高温多湿で、
皮脂が増える
紫外線ダメージが蓄積
汗でバリア機能の低下
こんな三重苦が重なります。
夏のポイント
- ナイアシンアミドを朝夜しっかり使って皮脂コントロールを最大化
- 夜のAHA・BHAの頻度を上げて紫外線ダメージによる角質の蓄積を防ぐ
- レチノイドは続けながら日焼け止めをSPF50+で確実に使用する
- オイル系製品の使用量を最小限に抑える
| 成分 | 夏の使い方 |
|---|---|
| ナイアシンアミド | 継続・朝夜両方・テカリ最優先 |
| ヒアルロン酸 | 継続・エアコン乾燥対策に |
| AHA・BHA | 頻度を上げてくすみ予防 |
| ビタミンC | 朝に使って紫外線ダメージを軽減 |
| オイル系 | 使用量を最小限に |
秋(9〜11月)|エイジングケアの本格化
個人的には、秋はThe Ordinaryを最も効果的に活用できる黄金シーズンだと思っています。

気温が落ち着いて汗が減り・成分が肌になじみやすくなる季節。
秋のポイント
- レチノイドを使い始めるのに最適なシーズン(夏の紫外線が落ち着くため)
- AHA・BHAの頻度を上げて夏に蓄積したくすみ・角質をリセット
- 保湿を一段階強化して乾燥への備えを始める
- 夜のルーティンに時間をかけられる季節なので複数成分の使い分けに挑戦
| 成分 | 秋の使い方 |
|---|---|
| ナイアシンアミド | 継続 |
| AHA・BHA | 頻度を上げてくすみリセット |
| レチノイド | 新たに始めるなら秋が最適 |
| ヒアルロン酸 | 乾燥に備えて量を増やす |
| ビタミンC | 夏のダメージケアとして継続 |
冬(12〜2月)|保湿最大化と成分の調整
冬は、乾燥が最も進む季節。
刺激の強い成分を使いすぎると肌のバリア機能が低下して乾燥が悪化するリスクがあるので注意です。
冬のポイント
- AHA・BHAの使用頻度を下げて肌への負担を減らす
- ナイアシンアミドとヒアルロン酸を中心にした保湿重視のルーティンに切り替える
- オイル系製品を最後のステップに加えて保湿フタを強化
- レチノイドは継続しながら保湿量を増やして乾燥を補う
| 成分 | 冬の使い方 |
|---|---|
| ナイアシンアミド | 継続・バリア機能強化として |
| ヒアルロン酸 | 量を増やす・重ね塗りも効果的 |
| AHA・BHA | 頻度を下げる(週1〜2回程度) |
| レチノイド | 継続・保湿を厚めに |
| オイル系 | 最後のステップに追加 |
The Ordinaryを買う前に知っておくべきこと
使い方の解説とあわせ、
購入前に確認しておきたいポイントも整理しておきます。
購入場所について

きっとスキンケア初心者の方はビックリすると思うんですが、The Ordinaryは偽物が流通していることがある点に注意。
以下、安全に購入するための方法をまとめてます。
| 購入場所 | 安全性 | 備考 |
|---|---|---|
| The Ordinary公式サイト | ★★★★★ | 最も安全・英語サイト |
| PLAZA(プラザ) | ★★★★★ | 日本国内の公式取り扱い店 |
| Amazon公式ストア(The Ordinary Japan) | ★★★★☆ | 出品者が正規かを確認 |
| 百貨店・コスメセレクトショップ | ★★★★★ | 正規取り扱い店舗を選ぶ |
| フリマアプリ・個人出品 | ★☆☆☆☆ | 偽物リスクが高い・避ける |
Amazonで購入する場合は、
「出品者:The Ordinary Japan」
または、
「出品者:Amazon.co.jp」
こんな表記であることを確認してから購入してください。
使用期限・保管について
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開封前の使用期限 | 製造から3年が目安 |
| 開封後の使用期限 | 12ヶ月以内が推奨 |
| 保管場所 | 直射日光・高温多湿を避けた涼しい場所 |
| NG保管場所 | 洗面台(湿気と温度変化が激しい)・窓際・車内 |
特に、
ビタミンC系は酸化しやすい成分
色が変色してきたら(透明→黄色→茶色)劣化のサインなので使用を停止しましょう。
よくある疑問Q&A

Q. The Ordinaryは何本まで同時に使っていい?
A. 初心者は1〜2本・慣れてきたら3〜4本が上限の目安。
肌への負担と成分の相性を考えると4本以上の同時使用は上級者でも管理が難しくなるケースが多いです。
「自分が継続的に使いこなせる本数」
これを意識して、必要な成分に絞るほうが効果的だったりします。
Q. 使う順番を間違えたらどうなる?
A. 成分によって異なりますが、効果が落ちる・肌トラブルが起きるという2つのリスクがあります。
最も避けるべきなのは、
レチノール+AHA・BHA
これの同時使用。
肌への刺激が倍増して、
赤み・皮むけ・炎症が起きやすくなります。
軽いミス(テクスチャーの順番が前後するくらい)は大きな問題になりにくいと思いますがNGの組み合わせは注意が必要です。
Q. 使い始めて肌荒れした場合はどうすればいい?
A. まず全ての新しい成分の使用を一時停止して、シンプルなスキンケアに戻してください。
新しい成分を複数同時に始めると、
どれが肌荒れの原因か特定できなくなります。
肌が落ち着いたら1本ずつ試して、問題が起きない成分を確認してから使用を再開するのが正しいアプローチです。
Q. The Ordinaryを使いながら他ブランドのスキンケアも使っていい?
A. 基本的には問題ありません。ただし成分の重複と相性には注意が必要です。
The Ordinaryを「美容液」として使い、洗顔・化粧水・乳液は他ブランドを使うという組み合わせは多くの男性が実践しています。
個人的に、
無印良品との組み合わせは特に相性が良くてコスパ面でも優れた構成になりやすかったりします。
ただ、他ブランドの製品にもナイアシンアミドやビタミンCが入っている場合は、成分が重複して過剰摂取になる可能性があるので成分表示を確認しましょう。
Q. ルーティンを毎日変えてもいい?
A. 初心者はできるだけ固定したルーティンで継続するほうが効果を実感しやすいです。
スキンケアは肌に変化が出るまでに時間がかかるので、
毎日違う成分を使っていると
「何が効いているのか」
「何が問題なのか」
これが分からなくなります。
最低1ヶ月は同じルーティンを続け、
肌の変化を確認してから調整してみてください。
Q. The Ordinaryはひげ剃り後に使える?
A. ナイアシンアミド・ヒアルロン酸は使えますが、AHA・BHA・レチノールはひげ剃り直後には使わないでください。
ひげ剃りはカミソリで肌表面を削る行為で、バリア機能が一時的に低下した状態。
この状態で、
酸系
レチノール系
を使うと刺激が強すぎて炎症の原因になりやすいです。
ひげ剃り後に使える成分のガイド
| 成分 | ひげ剃り直後の使用 | 理由 |
|---|---|---|
| ナイアシンアミド | ○(少量から) | 抗炎症・バリア強化で逆に有効 |
| ヒアルロン酸 | ○ | 水分補給・刺激なし |
| AHA・BHA | ✕ | バリア低下した肌への刺激が強すぎる |
| レチノール・レチノイド | ✕ | 刺激が強すぎる・炎症リスク |
| 純粋ビタミンC | ✕ | 酸性のため刺激になりやすい |
| 安定型ビタミンC | △(様子を見ながら) | 刺激は少ないが個人差あり |
まとめ|The Ordinaryの使い方、これだけ覚えれば間違いない
最後に、
今回の内容を最終的にまとめます。
使う順番の鉄則
| 原則 | 具体的な行動 |
|---|---|
| 軽いテクスチャーから重いテクスチャーへ | 水溶性セラム→エマルジョン→クリーム→オイルの順 |
| 低pHから高pHへ | 酸系成分は他の成分より先・または時間帯を分ける |
| 酸系成分の後は待ち時間を設ける | AHA・BHA使用後20〜30分待ってから次へ |
| 朝・夜で役割を分ける | 朝は守り(保湿・美白)・夜は攻め(酸・レチノール) |
絶対に避けるNG組み合わせ
| NG | 対処法 |
|---|---|
| ナイアシンアミド+純粋ビタミンC(同時) | 朝・夜で使い分け |
| AHA・BHA+ナイアシンアミド(同時) | 使用日か時間帯を分ける |
| レチノール+AHA・BHA(同時) | 使用日を完全に分ける |
| レチノール+ビタミンC(同時) | 朝・夜で使い分け |
レベル別の進め方
| レベル | 本数 | まず始めること |
|---|---|---|
| 初心者 | 1〜2本 | ナイアシンアミドだけから始める |
| 中級者 | 2〜3本 | 悩みに合わせてヒアルロン酸かAHAを追加 |
| 上級者 | 3〜4本 | 朝夜・ローテーションを設計して使い分ける |
The Ordinaryを使いこなすのは最初は難しく感じると思いますが、
「使う順番の原則」
「NG組み合わせ」
この2点さえ押さえてしまえば、あとは悩みに合わせて成分を選ぶだけです。
まず1本から始めて
慣れてきたら1本ずつ追加する。
こんなシンプルな進め方がThe Ordinaryで失敗しないための最短ルートだと思っています。
The Ordinaryのブランド概要・おすすめ製品はこちら。














