「わたしの息、大丈夫かな…?」
誰もが一度は気にするこの悩み。
ですが、その根本原因とか対策を正確に理解している人は意外と少ないかもしれません。
この記事では、科学的根拠と実践しやすさを重視して、今日からできる口臭予防の習慣5つをご紹介します。
この記事はこんなお悩みを解決します。
- 口臭の原因を知りたい
- 簡単にできる口臭対策を知りたい
口臭の原因をしっかりと把握して、正しい対策をとりましょう!
口臭の根本原因ってなに?

口臭の原因は実に多岐にわたりますが、
主な原因は、口腔内の細菌です。
簡単にいえば、食べ物のカスが残ると口腔内で細菌が増殖。
「分解・腐敗の過程で悪臭を放つガス」が口臭となって発生するわけです。

口内の乾燥や舌の汚れも口臭を引き起こす要因。
そんな口臭を予防するには、その原因を正しく理解して適切な対処をすることが大切。
結論として、
口臭の根本原因はこの3つです。
では、それぞれの口臭の種類と原因を深堀りします。
生理的口臭

唾液が減少すると臭いやすくなる
「生理的口臭」は病気や歯周病などの健康問題に起因しない一時的な口臭のこと。
朝起きたときや空腹時や緊張したときに感じることが多いのが特徴です。
唾液は口内を潤して細菌や食べカスを洗い流す働きを持っていますが、就寝中や空腹時、ストレスを感じているときは唾液の分泌が減るので細菌が増殖しやすい状態となります。
結果的に、細菌が食べかすや舌苔を分解する過程で「臭いの原因となる硫黄化合物が発生」することで臭いやすくなります。
ドライマウス状態を防ぐためには、日常的な対策も可能
1. ガムを噛む
無糖のガムを噛むことで唾液の分泌を促し、口腔内を潤すことができます。
特に会話が多い仕事をしている人に効果が期待できます。
2. 部屋の湿度を保つ
乾燥した環境では口腔内も乾きやすくなります。冬場は「加湿器」を使って部屋の湿度を保つと良いでしょう。
サラサラ唾液をつくる

生理的口臭を防ぐためには、唾液の分泌を促進することが効果的です。
そこでおすすめしたいのが、
「こまめな水分補給」
美容効果も期待できるので一石二鳥。
「1日7~8回」を目安に水に口をつけるのが理想です。
水を飲むことで唾液の分泌がスムーズになり、口臭を予防することができます。
呼吸的口臭

消化器系などのトラブルが潜んでいる?
2つめの原因は、呼気的口臭です。
こちらは、口内以外の要因で発生する口臭の一種。
このタイプの口臭は「呼吸器や消化器系の疾患、食事や生活習慣」などが影響して発生することが多く、単なる口内ケアだけでは解消されにくいのが特徴です。
食生活などの見直しが重要
呼気的口臭を予防するためには全身の健康管理が重要。
まずは胃腸の健康を維持するために、バランスの取れた食事を心がけましょう。

食べ過ぎや飲酒・脂っこい食べ物を控える!
呼気的口臭の根本的な解決には「消化器系や呼吸器系の疾患が隠れている可能性」があるため、気になる場合は医療機関を受診するのが賢明です。
病的な口臭
虫歯や歯周病が原因の「病的な口臭」

病的な口臭は、歯周病や虫歯などの口腔疾患が主な原因。
食べかすや細菌が口内に残っていると、これらが分解される際に悪臭を放つ硫化水素などのガスが発生してしまいます。
プラーク(歯垢)を溜まると細菌が増殖しやすくなり、悪臭を引き起こしやすい状態になります。
歯科での定期的なメンテナンスを
歯科で定期的な検診を受け、虫歯や歯周病の治療を受けることが大切。
その上で歯磨きの仕方を見直したり、磨き足りていないところを意識的に磨くことも口臭予防につながります。
今からできる口臭改善習慣
ここまでの話で口臭の原因はだいたい理解できたかと思います。
そこで、簡単にできる口臭改善習慣を5つご紹介します。
正しい歯磨き

毎日の歯磨きは口臭対策の基本。
ただ、歯を磨くだけでは十分でない場合が多いのも事実で、特に歯と歯の間、歯周ポケットに汚れが残ると口臭の原因となってしまいます。
これを防ぐためは口臭予防に特化した歯磨き粉やマウスウォッシュを使うのも選択肢の一つです。
舌苔の除去

口臭予防には舌苔の除去も必要不可欠。
舌苔は専用の舌ブラシで舌の表面を軽くこすり、汚れを取り除きます。
意外かもしれませんが、これを「毎朝の習慣」にすることで、口臭が気になりにくくなります。
通常の歯ブラシでゴシゴシ磨くと、舌が傷ついて逆効果になるので注意です。
こまめな水分補給

唾液には、口内の細菌を洗い流す働きがあります。
こまめな水分補給でサラサラの唾液分泌を促進させると効果をより感じられるでしょう。
ドライマウスになってしまうと唾液の分泌が減少し、口内に細菌が増殖しやすくなります。
よく噛んで食べる

唾液の分泌促進を促すには、しっかり噛んで食事をすることが大切。
特に最近はあまり噛まなくても食べられるような食事も多くなり、若年層を中心に「咀嚼回数が低下」していることが問題になっているようです。
咀嚼回数が減ると…
唾液の分泌が低下して食物の消化や栄養吸収がされにくくなります。
鼻呼吸を心がける
口呼吸が続くと口腔内が乾燥しやすくなり、唾液が出にくくなります。
唾液には細菌の繁殖を抑えたり、歯周病を予防する役割があるので、唾液が減少すると口臭が出やすくなるわけです。

口腔内の乾燥を防ぐためにも「鼻呼吸」を意識。
まとめ|口臭の原因を知り、正しい対処をしよう
口臭は日常的なケアで予防できるものが多いですが、原因が複数あるため適切な対策が必要です。
歯磨きの仕方を見直したり、「1日8回程度、定期的に水に口をつける」などのセルフケアを心がけることで臭いのリスクをぐっと減らすことができます。

大人のエチケットとしてスマートに対処していきたいですね。
参考文献
・日本化粧品検定1級 対策テキスト コスメの教科書(小西さやか著、主婦の友社)
・骨と血管を強くする!老けない食べ方(山田豊文監修、宝島社)
・厚生労働省 e-ヘルスネット 口臭の原因と実態(https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/teeth/h-07-001)
・NHK きょうの健康 歯と口の健康を保つ「口臭の治療」(https://www.nhk.jp/p/kyonokenko/ts/83KL2X1J32/episode/te/1GLR3WW7GJ/)




