この記事を読むとわかること
「シミ対策に塗り薬を使ってるけど、なかなか変わらない」
「内側からケアするって具体的に何をすればいいの?」
塗り薬や市販サプリで肌悩みの改善に限界を感じている男性にぜひ知ってほしいことひとつあります。
それは、
皮膚科では飲むタイプの美容薬も処方してもらえること。
しかもこれ、一部は保険が適用されるので、市販サプリと比較しても圧倒的にコスパが良いケースも普通にあります。
本記事では、皮膚科で実際に処方される「飲む美容薬」として代表する3選を、
成分の仕組み
服用タイミング
外用薬との組み合わせ方
ここまでを全部、美容部員の目線で男性向けに徹底解説します。
「飲む美容薬」が外用薬と何が違うのかを知る

前提として知っておいてほしいのが、
外用薬は”点”で効く。
内服薬は”面”で効く。
このような違い。
外用薬(塗り薬)は、塗った箇所に直接作用しますが、内服薬(飲み薬)は消化管から吸収されて血液で全身に運ばれる。
ですので、
塗れない場所
届かない深さ
ここにアプローチできるのが内服薬の効果。

これを理解するだけで、スキンケアの考え方がまるで変わると思います。
外用薬 vs 内服薬:作用の違い

| 項目 | 外用薬(塗り薬) | 内服薬(飲み薬) |
|---|---|---|
| 作用する場所 | 塗った部位のみ | 全身(血流を通じて) |
| 作用する深さ | 主に表皮〜真皮上層 | 真皮深層・血管・全身組織 |
| 効果が出やすい悩み | ピンポイントのシミ・ニキビ | 広範囲のくすみ・肝斑・全体的な色むら |
| 副作用の出方 | 塗った部位に局所的 | 消化器症状など全身性のことも |
| 使いやすさ | 患部に直接対処できる | 飲むだけで手間が少ない |
上記、どちらが優れているという話ではなく、
外用薬と内服薬を組み合わせることで相乗効果が生まれる。
ここが最大のポイントです。
たとえばの話、
トレチノイン(外用)でターンオーバーを促進しながら、トラネキサム酸(内服)でメラニンの生成を内側から抑える。
そんな組み合わせは、美容皮膚科でも多く採用されているアプローチ方。
この記事では解説しませんが、外用薬についてはこちらで詳しく解説してるのでチェックしてみてください。
飲む美容薬①:トラネキサム酸(トランサミン)

トラネキサム酸とは
トラネキサム酸は、もともと止血剤・抗炎症薬として開発された成分。
ところが使用中に
「シミが薄くなった」
「肌の色が均一になった」
こんな報告が相次いだことから、美容目的での使用が広まっています。
現在では特にシミの一種である肝斑(かんぱん)の治療薬として皮膚科・美容皮膚科で広く処方されている内服薬です。
仕組みを成分レベルで解説
トラネキサム酸の美白メカニズムは主に2つ。
| 作用 | 詳細 |
|---|---|
| プラスミン阻害 | 肌の炎症を引き起こすプラスミンという酵素の活性を抑制。結果的にメラノサイト(メラニン生成細胞)の活性化を防ぐ |
| メラノサイト活性化の抑制 | 紫外線や炎症によってメラノサイトが刺激される→メラニンを大量生成、というサイクルをブロック |

シミには
「紫外線によってできるシミ(老人性色素斑)」
これと、
「ホルモン・炎症によってできるシミ(肝斑)」
このような2種類があるんですが、トラネキサム酸は後者の肝斑に特に効果的です。
肝斑ってなに?男性にもある?
肝斑は女性に多いと思われがちですが、
歳を重ねた男性に発生しやすい肌悩みのひとつです。

| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | 頬・額・鼻の下など左右対称に出やすい |
| 形 | 境界がやや不明瞭な茶褐色のシミ |
| 原因 | 紫外線+ホルモン変動・摩擦・炎症 |
| 男性での発生 | 30代以降に増加。ひげそりの摩擦が誘因になることも |
特徴としては、
「ほおのシミが左右同じような位置に出ている」
こんな男性は、肝斑の可能性があります。
処方の詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 代表的な薬品名 | トランサミン錠(250mg・500mg) |
| 標準用量 | 1日750mg〜1500mg(医師の指示による) |
| 服用回数 | 1日2〜3回に分けて服用 |
| 保険適用 | ○(肝斑・口内炎・扁桃炎など炎症性疾患として) |
| 費用(保険3割) | 月300〜600円程度 |
| 効果が出るまでの目安 | 2〜3ヶ月継続で変化を感じる人が多い |
費用は、保険3割負担で月300〜600円程度。
市販のシミ対策サプリと比べると
数分の一のコストです。
副作用・注意点
| 副作用 | 頻度 | 対処 |
|---|---|---|
| 消化器症状(吐き気・食欲低下) | まれ | 食後に服用することで軽減することが多い |
| 血栓リスク(血が固まりやすくなる) | 非常にまれ | 血栓症の既往がある人は使用不可。医師に申告を |

一般的な健康な成人男性であれば副作用が出ることは少なく、安全性の高い薬とされています。
飲む美容薬②:ビタミンC系(シナール)

処方されるビタミンCは市販サプリと何が違う?
ドラッグストアで売っているビタミンCサプリと、皮膚科で処方される「シナール」は何が違うのか。
結論から言うと、
成分そのもの(L-アスコルビン酸)は同じ。
ただし、処方薬ならではのメリットがいくつかあり。
| 比較項目 | 処方ビタミンC(シナール) | 市販サプリ |
|---|---|---|
| 成分 | L-アスコルビン酸+パントテン酸カルシウム | 製品による(品質にばらつき) |
| 1錠あたりの含有量 | ビタミンC 100mg+パントテン酸 | 製品による |
| 品質の安定性 | 医薬品基準で管理 | サプリによってばらつきあり |
| 費用(月額) | 保険3割で月200〜400円程度 | 1,000〜3,000円程度 |
| 保険適用 | ○ | なし |
上記、分かりやすく言うと
シナールはビタミンCとパントテン酸(ビタミンB5)を組み合わせた配合剤。
パントテン酸はビタミンCの吸収を助け、皮膚の修復にも関与しているので、単体のビタミンCより美容面で有利になります。
ビタミンCの美容・皮膚への作用
| 作用 | 詳細 |
|---|---|
| コラーゲン生成促進 | コラーゲン合成に不可欠な補酵素として働く。ハリ・弾力の維持に直結 |
| 抗酸化作用 | 活性酸素を除去し、紫外線による酸化ダメージから肌を守る |
| メラニン生成抑制 | チロシナーゼ(メラニン生成酵素)の活性を間接的に抑制 |
| 鉄分の吸収促進 | 非ヘム鉄の吸収を助け、血色・血行の改善にもつながる |
| 免疫機能の維持 | 白血球の機能をサポート。ニキビの炎症後回復を助ける |

正直なところ、ビタミンCは
摂って損することがほぼない万能な成分。
コラーゲン合成・抗酸化・美白の3役を同時にこなすので、トラネキサム酸と一緒に処方されることが多いんですが、この組み合わせが個人的にいちばんコスパ最強だと思っています。
処方の詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 代表的な薬品名 | シナール錠(100mg) |
| 標準用量 | 1日3〜6錠(ビタミンC換算300〜600mg)。医師の指示による |
| 服用回数 | 1日3回に分けて服用(水溶性のため一度に大量摂取しても尿に排出される) |
| 保険適用 | ○(ビタミンC欠乏症・皮膚炎の補助療法として) |
| 費用(保険3割) | 月200〜400円程度 |
| 効果が出るまでの目安 | 1〜2ヶ月で肌のくすみ改善を感じる人が多い |
副作用・注意点
ビタミンCは水溶性ビタミンなので過剰摂取しても尿として排出され、
副作用はほぼなし。
ただし、大量摂取すれば下痢・胃の不快感が出ることもあります。

腎臓に問題がある人は医師に相談を。
飲む美容薬③:ビタミンE(ユベラ)

ビタミンEの基本
ビタミンEは「若返りビタミン」とも呼ばれる脂溶性ビタミン。
皮膚科では主に、
血行促進
抗酸化作用
こちらを目的として処方されます。
美容サプリとしても広く知られていますが、処方薬のユベラはビタミンEの中でも特に活性が高い「α-トコフェロール酢酸エステル」を使用している点に注目です。
ビタミンEの美容・皮膚への作用
| 作用 | 詳細 |
|---|---|
| 抗酸化作用 | 細胞膜の酸化(脂質過酸化)を防ぐ。紫外線ダメージ・老化の進行を抑制 |
| 血行促進 | 末梢血管を拡張し、肌への栄養・酸素の供給を改善 |
| ホルモンバランスへの関与 | 副腎皮質ホルモンの産生をサポート。ストレス性の肌荒れに間接的に影響 |
| 肌の保湿サポート | 皮脂腺の機能を正常化。乾燥肌・脂性肌どちらにも作用 |
| ビタミンCとの相乗効果 | ビタミンCによって酸化されたビタミンEを「再生」する。2つを一緒に摂ると効果が持続しやすい |

押さえておきたいポイントは、
「ビタミンCとの相乗効果」
ビタミンEは酸化されると活性を失いますが、ビタミンCがビタミンEを還元(再活性化)するので、2つを一緒に摂ることで抗酸化効果が持続しやすくなります。
処方の詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 代表的な薬品名 | ユベラ錠(50mg・100mg) |
| 標準用量 | 1日100〜300mg(医師の指示による) |
| 服用回数 | 1日2〜3回に分けて服用(脂溶性のため食後推奨) |
| 保険適用 | ○(末梢循環障害・ビタミンE欠乏症として) |
| 費用(保険3割) | 月200〜500円程度 |
| 効果が出るまでの目安 | 血行改善は比較的早め(数週間〜1ヶ月)。肌の変化は2〜3ヶ月 |
副作用・注意点
脂溶性ビタミンなので、
水溶性のビタミンCと違い、過剰摂取で体内に蓄積しやすい。
血液をサラサラにする薬(ワルファリンなど)を服用中の方は、相互作用があるため必ず医師に申告しましょう。

処方量の範囲であれば安全性が高い成分。
3種類の組み合わせ効果と処方パターン

ここまで解説した3種類は、
「バラバラに飲むより、組み合わせることで効果が高まる」
こんな設計がされています。
組み合わせによる相乗効果
| 組み合わせ | 効果 | 特に向いている悩み |
|---|---|---|
| トラネキサム酸+ビタミンC | 美白の二段構え。メラニン生成を内外からブロック+コラーゲン強化 | 肝斑・くすみ・全体的なシミ |
| ビタミンC+ビタミンE | 抗酸化の相乗効果。ビタミンEをビタミンCが再生し、効果が長続き | 酸化ダメージ・老化予防・肌のくすみ |
| 3種類すべて | 最大の相乗効果。美白+抗酸化+血行改善が同時進行 | 本格的なシミ改善・エイジングケア |
美容皮膚科でよく見られる処方パターン
| パターン | 内容 | 向いている人 |
|---|---|---|
| パターンA(ライト) | シナール(ビタミンC)のみ | まず始めたい入門者 |
| パターンB(スタンダード) | トランサミン+シナール | シミが気になる30代以上 |
| パターンC(フル) | トランサミン+シナール+ユベラ | 本格ケアを目指す人・肝斑がある人 |
| パターンD(外用薬併用) | 上記+トレチノイン or ハイドロキノン(外用) | 最大限の効果を求める人 |
もしパターンCをフル保険適用で使えたとして、
3種類合わせても
コストは月1,000〜1,500円前後。
個人的に、この値段でここまでのケアができるのは正直コスパが異常だと思います。

市販サプリで同じ内容を揃えると月3,000〜6,000円はかかる計算。
1日のスケジュール別・服用タイミング完全ガイド

このセクションでは、
「飲む美容薬、いつ飲めばいいの?」
そんな疑問に、生活パターン別で答えます。
服用タイミングの基本ルール
| 薬 | おすすめタイミング | 理由 |
|---|---|---|
| トラネキサム酸 | 食後(朝・昼・夕) | 食後のほうが消化器への負担が少ない |
| ビタミンC(シナール) | 食後(朝・昼・夕) | 水溶性のため3回に分けて摂ると吸収が安定 |
| ビタミンE(ユベラ) | 食後(特に脂質を含む食事の後) | 脂溶性のため、油脂と一緒に摂ると吸収率が上がる |
ライフスタイル別スケジュール
パターン①:会社員(通勤あり)
| 時間帯 | 行動 | 服用 |
|---|---|---|
| 7:00 | 朝食 | トラネキサム酸+シナール+ユベラ(朝分) |
| 12:00 | 昼食(外食・弁当) | トラネキサム酸+シナール(昼分)※小分けケースで携帯 |
| 19:00〜20:00 | 夕食 | トラネキサム酸+シナール+ユベラ(夕分) |
パターン②:在宅ワーク・フリーランス
| 時間帯 | 行動 | 服用 |
|---|---|---|
| 9:00 | 朝食 | トラネキサム酸+シナール+ユベラ(朝分) |
| 13:00 | 昼食 | トラネキサム酸+シナール(昼分) |
| 19:00 | 夕食 | トラネキサム酸+シナール+ユベラ(夕分) |
パターン③:夜型・不規則な生活
| 時間帯 | 行動 | 服用 |
|---|---|---|
| 11:00 | 起床・朝食 | トラネキサム酸+シナール(朝分) |
| 16:00 | 遅めの昼食 | トラネキサム酸+シナール(昼分) |
| 23:00 | 夕食 | トラネキサム酸+シナール+ユベラ(夕分) |
特に不規則な生活をしがちな方でも、
「食事のたびには必ず飲む」
こんなルールにすれば飲み忘れがかなり減ると思います。
起床時間がバラバラでも食事と紐づければOK。

薬を食卓に置いておくのが一番シンプルで効果的です。
外用薬との組み合わせスケジュール(夜のルーティンとの統合)
| タイミング | 行動 |
|---|---|
| 夕食後 | 内服薬3種(または指定分)を服用 |
| 入浴後 | スキンケア開始 |
| 入浴後30分 | トレチノイン or ハイドロキノン(外用)使用 |
| 就寝前 | 保湿の「蓋」をして終了 |
内服薬は食後。
外用薬はスキンケアの流れの中で。

この2軸が噛み合うことで内から外からの同時アプローチが完成します。
食事・生活習慣との組み合わせで効果を最大化する方法

処方薬の効果を最大化するのに、
生活習慣も想像以上に重要です。
ビタミンCの効果を高める食事
もちろん、ビタミンCは食事からも補うことが可能。
以下、内服薬との相乗効果を意識した食材を選ぶと◎。

| 食材 | ビタミンC含有量(目安) | 一言メモ |
|---|---|---|
| パプリカ(赤・1/2個) | 約170mg | 手軽に摂れる最強野菜 |
| ブロッコリー(100g) | 約120mg | 加熱でも比較的残りやすい |
| キウイ(1個) | 約70mg | 朝食に加えるだけで簡単 |
| イチゴ(10粒) | 約60mg | 甘くて続けやすい |
| レモン果汁(大さじ1) | 約15mg | 料理や水に加えるだけ |
ビタミンEの吸収を高める食事の工夫
ビタミンEは脂溶性なので、油脂と一緒に摂ることで吸収率が大幅に上がりやすくなります。
これらを意識した食事を心がけましょう。
注意:美容薬の効果を下げやすい生活習慣
| NG習慣 | 理由 | 対策 |
|---|---|---|
| 喫煙 | ビタミンCを大量消費(1本で25〜50mg消耗とも) | 禁煙が理想。難しければ服用量を医師に相談 |
| 睡眠不足 | 成長ホルモン(コラーゲン生成に関与)の分泌が低下 | 7時間以上の睡眠を目標に |
| 過度な飲酒 | ビタミンB群・Cの消耗・肝機能低下 | 週2〜3日の休肝日を設ける |
| 紫外線ケアを怠る | 内服薬でメラニンを抑えても、紫外線でリセットされる | 日焼け止めSPF50+を毎朝必ず使用 |
| ストレス過多 | 副腎からコルチゾールが分泌され、ビタミンCが消費される | 睡眠・軽い運動でコントロール |
特に「日焼け止め」は内服薬の効果を守る最重要習慣

内服薬でどれだけメラニン生成を抑えても、日焼けでメラニンが再生成されては意味がないです。
飲む美容薬を使う間は、
日焼け止めが薬と同等の重要度を持つ。
こんな感覚をもつことも重要。
| 条件 | 推奨スペック |
|---|---|
| SPF | 50以上 |
| PA | ++++ |
| テクスチャー | 日常使いしやすいミルク・ジェルタイプ |
| 塗り直し | 2〜3時間おきに(外出時) |
オンライン診療での処方の受け方
「皮膚科に行く時間がない」
「待合室が気になる」
このような人は、オンライン診療という選択肢も全然あり。
オンライン診療でできること・できないこと
| 項目 | できる | できない |
|---|---|---|
| トラネキサム酸の処方 | ○ | — |
| ビタミンC・Eの処方 | ○ | — |
| 処方箋のオンライン発行 | ○(薬局に送付 or 郵送) | — |
| 診察なしでの処方延長 | ✕ | 初診・定期診察は必須 |
| トレチノインのオンライン処方 | △(クリニックによる) | — |
| 画像診断(シミの種類判別) | △(写真送付で可能な場合も) | 高精度の診断 |
オンライン診療の流れ
STEP 1:対応クリニックを探す

「オンライン診療 皮膚科 美容 [都道府県名]」
これで検索。
特に検索上位にでてきやすい
「クリニックフォア」
「オンライン皮膚科」
「EPARK オンライン診療」
ここらへんのプラットフォームが有名です。
STEP 2:会員登録・予約
スマートフォンのアプリまたはWebで会員登録し、希望の日時を予約しましょう。
STEP 3:診察(ビデオ通話)
カメラに顔を映して、気になる部位を見せながら説明します。

昨今では、肝斑・シミの写真を事前に撮って送れるシステムのクリニックも増えてます。
STEP 4:処方箋の受け取り
STEP 5:継続処方(再診)
3ヶ月に1回程度のオンライン再診で、継続処方を受けられるクリニックが多いです。
オンライン診療の費用感
| 項目 | 費用の目安 |
|---|---|
| 初診料(オンライン) | 2,000〜4,000円 |
| 再診料(オンライン) | 1,000〜2,000円 |
| 薬代(トランサミン+シナール) | 保険3割で月500〜1,000円程度 |
| 送料(薬の郵送) | 500〜1,000円程度 |
対面の美容皮膚科と比べると費用を抑えながら、自宅から処方を受けられるのが大きなメリット。
外用薬は経過を直接診てもらう必要がありますが、内服薬の継続処方であればオンラインで十分対応できるケースがほとんど。

通院の手間がなくなるだけで継続率がかなり上がると思います。
飲み忘れた場合の対処法・継続のコツ
内服薬で最も多い悩みが「飲み忘れ」
以下、正しい対処法と継続のコツをまとめます。
飲み忘れたときの基本ルール

| 状況 | 対処法 |
|---|---|
| 気づいたのが同日中(数時間後) | その時点で服用してOK |
| 気づいたのが次の服用時間の直前 | 1回分はスキップ。次の服用量を倍にしない |
| まるごと1日分を忘れた | その日はスキップ。翌日から通常通り再開 |
| 数日連続で忘れた | 通常通り再開。中断による大きなダメージはないが、早めに再開する |
「飲み忘れた分を取り返そうと一度に大量に飲む」
これは禁止。
特にビタミンEは脂溶性で体内に蓄積するので、一度に多量摂取は逆効果です。
続けるためのコツ5選
①薬を「見える場所」に置く
食卓・洗面台・デスクなど、毎日必ず通る場所に薬を置くこと。
「見えない場所に片付ける」
これがスキンケア最大の敵です。
②スマートフォンのアラームを設定する
「朝食後」
「昼食後」
「夕食後」
この3回、アラームをくり返し設定しておく。

最初の2週間だけでもアラームに頼ると習慣化しやすくなります。
③ピルケース(薬ケース)を使う
1週間分の朝・昼・夕を仕分けできるピルケースを使うと、「今日飲んだかどうか」が一目でわかります。

旅行・出張のときも忘れにくい。
最近だとアラーム付きのピルケースも販売されています。
参考価格:1,700円
④服薬アプリを活用する
「朝飲んだっけ?」
こんな不安をなくすために、
服薬記録アプリの「お薬手帳プラス」「EPARKお薬手帳」などを使うのも有効。
⑤「3ヶ月続けたら効果を見る」という目標設定
スキンケアだけじゃないですが、
「なんとなく続ける」より、「3ヶ月後に写真で比較する」
こんな具体的なゴールを設定すると継続率が上がります。

始めた日に自撮り写真を撮っておくのがおすすめ。
市販サプリとの比較・使い分け

最後に
「処方薬がいいのはわかったけど、市販サプリでも代替できる?」
そんな疑問に答えます。
処方薬 vs 市販サプリ:徹底比較
| 比較項目 | 処方薬(保険適用) | 市販サプリ |
|---|---|---|
| 品質管理 | 医薬品基準(厳格) | 食品基準(ばらつきあり) |
| 成分の確実性 | 含有量・純度が保証 | 製品によって大きく異なる |
| 費用 | 月500〜1,500円程度(3種合計・保険3割) | 月2,000〜8,000円程度(同等の成分) |
| 継続のしやすさ | 定期受診が必要 | いつでも購入可能 |
| 医師の管理 | あり(副作用対応も安心) | なし(自己管理) |
| 効果の信頼性 | 臨床試験に基づく | まちまち |
市販サプリで代替する場合の注意点
どうしても処方薬を受け取れない期間に市販サプリで代替する場合は、こちらを参考にしてみてください。
| 成分 | 市販サプリの選び方 |
|---|---|
| ビタミンC | L-アスコルビン酸として1日500〜1,000mgを目安に。タイムリリース型は吸収が安定しやすい |
| ビタミンE | d-α-トコフェロール(天然型)を選ぶ。dl-α(合成型)より生体利用率が高い |
| トラネキサム酸 | 市販の内服薬「トランシーノ」などに含有。ただし処方薬と比べて割高 |
「トランシーノ」は、
ドラッグストアでも購入できるトラネキサム酸配合の市販薬。
ただ、同成分が保険処方にすることで
月300〜600円。

皮膚科に行けるなら処方のほうが圧倒的にコスパ良しです。
もしもサプリメントを探すなら、常にECサイトのランキング上位に位置するNATUREMADE(ネイチャーメイド)は外せない存在です。

よくある質問(Q&A)

Q. 3種類すべてを最初から飲み始めても大丈夫ですか?
A. 医師の判断のもとであれば問題なし。
体への影響を確認しながら始めたい場合は、
まず、ビタミンC(シナール)1種類から開始。
問題がなければトラネキサム酸→ビタミンEと追加していく方法も選択肢にいれておきましょう。
Q. トラネキサム酸はシミが完全になくなるまで飲み続けるもの?
A. 目的と医師の判断によりきり。
肝斑の治療として使う場合は、改善が見られた後に一度中止して様子を見るケースが多いです。
なので、「飲み続けないといけない薬」というわけではありません。
Q. 外用薬(トレチノイン・ハイドロキノン)と内服薬を同時に使っても大丈夫?
A. 医師の管理のもとであれば、むしろ組み合わせることで相乗効果が期待できます。
ただ、これについては
自己判断で複数を同時に始めるのは避けた方が賢明。
必ず処方した医師に全使用薬を伝えた上で使用してください。
Q. 飲む美容薬の効果は「やめたらリバウンドする」ことはありますか?
A. 完全にやめると徐々に元の状態に戻っていくことはあります。
ただ、
「リバウンドして急激に悪化する」
というよりは、少しずつ効果が薄れていく形。
維持目的で低用量を継続するか、定期的に服用期間を設けるかは医師と相談してください。
Q. AGAクリニックでも処方してもらえますか?
A. はい。AGAクリニックによっては、育毛・抜け毛対策の処方と合わせてビタミンC・E系の内服薬を処方しているところもあります。
ただ専門は薄毛治療なので、シミ・美白目的であれば皮膚科または美容皮膚科のほうが適切な処方を受けやすいと思います。
Q. 肝斑と普通のシミの見分け方がわからないです。
A. 簡単な目安として、「両ほおに左右対称に出ている茶褐色のシミで、境界が少しぼんやりしている」なら肝斑の可能性が高いです。
「小さくて境界がはっきりした点状のシミ」
これは老人性色素斑(日光性シミ)の可能性が高いです。
正確な判断は皮膚科医の診断が必要なので、自己判断は禁物です。
この記事のまとめ
3種類の飲む美容薬をまとめます。
| 薬品名 | 成分 | 主な効果 | 保険適用 | 月額(3割) |
|---|---|---|---|---|
| トランサミン | トラネキサム酸 | 肝斑・シミ・美白 | ○ | 300〜600円 |
| シナール | ビタミンC+パントテン酸 | 美白・コラーゲン生成・抗酸化 | ○ | 200〜400円 |
| ユベラ | ビタミンE | 血行促進・抗酸化 | ○ | 200〜500円 |
| 3種合計 | — | — | — | 700〜1,500円/月 |
ここまで解説した3種類すべて合わせても、
月1,500円以下。
これが飲む美容薬の最大の魅力です。
市販の美白サプリに毎月3,000〜5,000円かけているなら、一度皮膚科に相談してみる価値は十分あると思いますよ。
関連記事
保険適用で処方可能な外用薬はこちらの記事を参考に。
掲載情報・商品紹介について
本記事は、記事作成時点で入手可能な情報をもとに作成しています。商品の仕様・価格・販売状況・成分・使用方法などは変更される場合があるため、購入や使用の際はメーカー・販売元の公式サイトや商品パッケージをご確認ください。
記事内では、商品の特徴や選び方、使用感などを紹介していますが、すべての方に同じ結果や使用感が得られることを保証するものではありません。
肌質・髪質・頭皮の状態などによって、商品の使用感や相性には個人差があります。使用前には商品の注意事項を確認し、肌に合わない場合は使用を中止してください。
美容・化粧品に関する表現
当サイトでは、スキンケア・ボディケア・香水・ヘアケア・頭皮ケアなど、男性向け美容用品に関する情報を発信しています。商品を紹介する際は、医薬品医療機器等法(薬機法)や景品表示法などの関連法令を踏まえ、商品の種類や認められた効能・効果に応じた表現を心がけています。
記事内で紹介する商品の特徴や使用感は、商品情報・メーカーの公表情報・掲載元の口コミなどを参考にしています。商品の効果や使用感には個人差があり、記載内容がすべての方に当てはまることを保証するものではありません。
■ 化粧品・美容用品に関する表現
保湿・うるおい: 肌や頭皮、毛髪にうるおいを与えることや、乾燥を防ぐことなど、商品の種類に応じた範囲で表現しています。
美白・シミ・そばかす: 美白に関する表現は、商品の区分や認められた効能の範囲に基づいて使用しています。一般に、化粧品や医薬部外品における美白は、メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐことを指し、肌を本来の色より白くしたり、できているシミを消したりすることを意味するものではありません。
ニキビ・肌荒れ: ニキビや肌荒れに関する表現は、化粧品・医薬部外品・医薬品の区分や、認められた効能の範囲に応じて使用しています。化粧品による洗浄・保湿などのケアと、医薬品による治療を区別して紹介しています。
エイジングケア: 年齢に応じたお手入れを指します。若返りや老化の防止を保証するものではありません。
ハリ・ツヤ・キメ・くすみ: 肌の状態や仕上がりに関する表現は、商品の特性や使用目的に応じて使用しています。メーキャップ効果による見え方の変化と、肌そのものに対する効能は区別しています。
ピーリング・角質ケア: 洗浄や拭き取りなどによる汚れや古い角質の除去と、医薬品などによる作用を混同しないよう配慮しています。
小ジワ: 乾燥による小ジワに関する表現は、商品の効能評価や認められた表示の範囲に応じて使用しています。
■ 頭皮ケア・育毛・発毛に関する表現
頭皮・毛髪のケア: 頭皮や毛髪を清潔に保つこと、うるおいを与えること、毛髪にハリ・コシを与えることなど、商品の区分に応じた範囲で紹介しています。
ボリュームアップ: 毛髪のハリ・コシやスタイリングなどによって、髪にボリューム感を与える仕上がりを指す場合があります。実際に毛髪が増えることを意味するものではありません。
育毛・養毛・抜け毛予防: 商品の区分や承認された効能・効果に応じて表現しています。すべての商品に育毛や抜け毛予防の効能が認められているわけではありません。
発毛・薄毛: 発毛や薄毛に関する表現は、医薬品・医薬部外品などの区分や認められた効能・効果に基づいて取り扱います。化粧品や一般的なヘアスタイリング用品に、発毛や薄毛の改善などの効果があると一律に示すものではありません。
■ 香水・ボディケア・身だしなみ用品に関する表現
香り・香水: 香りの特徴、香調、使用感、香りの持続性などは、商品の説明や使用者の感想を参考に紹介しています。香りの感じ方や持続時間には個人差があり、異性からの評価や恋愛上の効果を保証するものではありません。
体臭・汗臭・頭皮のニオイ: 香りによるマスキング、洗浄、制汗、臭いを防ぐことなどは、商品ごとの特性や認められた効能の範囲に応じて区別しています。香水などで香りを付けることと、ニオイの原因に対する作用は同じではありません。
ヘアワックス・スタイリング剤: セット力、ツヤ、マット感、キープ力、ボリューム感など、スタイリングによる仕上がりを中心に紹介しています。髪型を整えることと、毛髪の成長や発毛などの作用を混同しないよう配慮しています。
使用感・仕上がり: 「使いやすい」「ベタつきにくい」「香りが好み」などの表現は、商品特性や個人の感想に基づくものであり、すべての方に同じ使用感を保証するものではありません。
■ 効果・効能に関する共通の注意事項
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商品の使用にあたっては、公式サイトや商品パッケージに記載された使用方法・注意事項をご確認ください。肌や頭皮に異常が生じた場合は使用を中止し、必要に応じて医師などの専門家にご相談ください。
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商品の評価や使用感は、使用する人の肌質・髪質・使用環境などによって異なります。口コミだけで判断せず、商品の成分・特徴・使用上の注意なども確認したうえでご検討ください。







